クライマックスの纏まりが見事ですなぁ。
20年も放ったらかしてるんだもの、息子の怒りはごもっとも、それを受けての喜八の反省も当然。ただなぜ放ったらかしてたのか、母親の言い分にも納得できちゃう。倅は学…
旅役者たちの地方巡業という、小津にしては意外な題材。
興行先の長野に一人息子を残しているが、やくざな稼業ゆえに自らが父だと名乗り出られない親分。そんな真相を知り嫉妬にかられた情婦の女芸人は、妹分にそ…
<“浮草”の侘しさと愛の深さが沁みる>
旅回りの一座が信州の小さな町にやって来る。この町には座長・喜八の息子の信吉と、その母で飲み屋を営む昔の女おつねが住んでいた。信吉は喜八を父と知らず「おじさん…
ド名作、、
自分の好きな坂本武、八雲理恵子、飯田蝶子の主演だし、
脇役の谷麗光や突貫小僧も名演。
喜八シリーズの二作目だけど、一作目と異なり、本作の坂本武はそこまで下町の呑気な父さん感はなく、結構シ…
小津の戦前の絶好調時の作品で、話も演出も役者陣もとにかく面白い。ただ女性への暴力がある作品で、戦後の『風の中の牝雞』の有名な暴力シーンまで、嫌な話ではあるが、映画表現の感情面から男女関係の批評性など…
>>続きを読む流れていく地に足のつかない人たちの、地べたを這いつくばってかっこいいマネをして、乗るか反るかな旅。それはずるいよってことを平気で言ってくれちゃう、なんて罪な人で、可愛い人で。
嫉妬する。
○そこ…
『浮草』よりこちらの方が小津らしい雰囲気
淡々と進行していく旅役者の束の間の日常、父性の抑圧みたいな断片だけ取り出すと『父ありき』を想起する
川釣りの反復はこちらではユーモラスに描写されていた
良く…
マツダ映画社