雨の中、向かいの家の軒下で、道を挟んで喧嘩をするシーンが素晴らしかった。髪の乱れた京マチ子が特に良い。田中春男は相変わらずひょうきんな感じで良い。
ただ、やはり『浮草物語』の方がショットやタイミング…
安定の小津安二郎×宮川一夫。
怒鳴り手を上げる親方にこそドアホ!と叫びたくなる
雨越しの2人、表情の見えない川口浩
京マチ子、杉村春子、若尾文子それぞれ良い
私のアイコンはこの映画の若尾文子です…
絵画のように美しいショットを繋ぎ合わせてできた映画のようで、現代の巨匠や映画批評家から度々言及される小津作品の素晴らしさの一端を垣間見ることができた。
途中に挟まれるユーモアはハズれがなく、子役の扱…
旅一座と港町のロケーションを大掛かりに作っておきながら、中村鴈治郎が昔関係があった女とその間で生まれた私生児と改めて家族になろうとするという極めて個人的な問題をテーマに据えていることにまた驚く。楽屋…
>>続きを読む新年一作目にしてめちゃくちゃ傑作!
ややあざといとも言える演出やセリフもカメラマンと監督の技量でこんなにも胸を打つのか。
奥行きのある重厚なスタンダードサイズの構図に、影の操作が加わり劇的な印象が…
一言で表わすなら、もの凄く贅沢な映像体験をさせてもらった気分。
NHKのBS4Kチャンネルで放送していた本作をずっと録画したままであったのだが、今夜やっと鑑賞して、4Kデジタル修復技術と作品自体の…
※Blu-ray発売の際は
「~4K修復版」表記
特集上映タイトル:
「~4K復元版」表記。
○′21 1/2,8&11?
『若尾文子映画祭(′20 12/19~30&′21 1/2~15)』: 名…
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