なんか、小津っぽくない。
ものすごく何か、激しい。これが小津安二郎流・京マチ子の使い方か。いいな。
この作品を見て、改めて京マチ子はお芝居が上手いなと思った。
ワンショットひと言のセリフがとても生き…
始まりのカットがいい。
親方が息子に久しぶりに会った時のワクワク具合がすごい。
あんないきなり父親明かされても受け入れられんよなぁ。当たり前やん。
今回初めて気がついたけど小津作品て同じセリフ2回言…
勝手に初夏の風物詩としている。
しがない旅芝居一座の崩壊と頑固で楽天的なその座長の哀愁が情緒と美意識たっぷりに描かれて、ウットリとしっぱなし。淡くカラフルでさびれたムードの印象的な場面が次々と。
…
浮草の 囃子が遠く鳴ってゐる すぎゆく春の “宛名は?”“あんたや”
【解説】
鑑賞直後の高揚を忘れたくない作者が、映画の特徴的な演出・主題・印象的な台詞を散りばめて詠んだ恥ずかしい一首。表情と…
4K版
▼6/13/25鑑賞
【6/6(金)~6/19(木)上映(若尾文子映画祭 Side.A)(4K)】
https://x.com/LionGAOH/status/193338214944673…
雨の中、向かいの家の軒下で、道を挟んで喧嘩をするシーンが素晴らしかった。髪の乱れた京マチ子が特に良い。田中春男は相変わらずひょうきんな感じで良い。
ただ、やはり『浮草物語』の方がショットやタイミング…
安定の小津安二郎×宮川一夫。
怒鳴り手を上げる親方にこそドアホ!と叫びたくなる
雨越しの2人、表情の見えない川口浩
京マチ子、杉村春子、若尾文子それぞれ良い
私のアイコンはこの映画の若尾文子です…
絵画のように美しいショットを繋ぎ合わせてできた映画のようで、現代の巨匠や映画批評家から度々言及される小津作品の素晴らしさの一端を垣間見ることができた。
途中に挟まれるユーモアはハズれがなく、子役の扱…
©KADOKAWA1959