見渡す限りの空き地に電線の大きなリールが転がっている。空き地の奥手には巨大なタンクが見え、工場から煙が上がっている。都市整備の狭間に生まれた広大な空き地にはその後工場が建設されていったことだろう。旋…
>>続きを読む 小津安二郎サイレント映画。台詞のカットタイトルあり。劇伴が乗った正しくサウンド版。坂本武の演じる喜八と突貫小僧の演じる長男が出てくる「喜八もの」…その第3作品目にして最終作。
子連れの男やもめ…
12月12日は小津安二郎監督の誕生日と命日でした。
現存する最後のサイレント作品(サウンド付き)。1935年(昭和10年)の日本は大不況だったらしく、2組の失業中の親子を描いた世相を反映させた作品…
おお、久しぶりに見た。
戦前の小津安二郎作品はクールでイカすぜ。
特にプロダクト・インダストリアル感満載の原っぱでの撮影は結構熱い。
あの円形の建物はいったいなんなんだ?
本編とは関係ないところに目…
孤独な人は、左斜め下から撮ろう、と思った。
そして、背中。子供の背中、大人の背中。
セリフは重要なところだけ、だが、素晴らしい。間、なんだな、映画って。
なぜ、金を貸して欲しい、という理由が言えな…
松竹株式会社