東京の宿の作品情報・感想・評価・動画配信

『東京の宿』に投稿された感想・評価

あ
3.3

人情のもと、不器用なルンペン男の自己犠牲によって、一つの魂が救われた。

その背中は、美徳とはとても言えないけれど、憎めもせず嫌いにもなれない人間としての無骨な味わい深さがあった。
5.0

見渡す限りの空き地に電線の大きなリールが転がっている。空き地の奥手には巨大なタンクが見え、工場から煙が上がっている。都市整備の狭間に生まれた広大な空き地にはその後工場が建設されていったことだろう。旋…

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ずっと同じとこにいるのになぜかロードムービーの趣アリ かっこいい〜
字幕?台詞の部分の字がめちゃかわいくてそれがなんかすっごいよかった
鶏
-
unext出戻りしたから見てみた
野原で居酒屋のままごとをやり始めた時昇天した
「明日はきっと大丈夫だよ」
小津安二郎が見る空…花火…
3.0

小津安二郎サイレント映画。台詞のカットタイトルあり。劇伴が乗った正しくサウンド版。坂本武の演じる喜八と突貫小僧の演じる長男が出てくる「喜八もの」…その第3作品目にして最終作。

子連れの男やもめ…

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leyla
3.8

12月12日は小津安二郎監督の誕生日と命日でした。

現存する最後のサイレント作品(サウンド付き)。1935年(昭和10年)の日本は大不況だったらしく、2組の失業中の親子を描いた世相を反映させた作品…

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3.8
“人間味が減っている時代に、小津安二郎”
こんな時代になってしまったからこそ、小津作品は、沁みるし、意義や価値がある。
DAG
3.8

おお、久しぶりに見た。
戦前の小津安二郎作品はクールでイカすぜ。
特にプロダクト・インダストリアル感満載の原っぱでの撮影は結構熱い。
あの円形の建物はいったいなんなんだ?
本編とは関係ないところに目…

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ハル
-

孤独な人は、左斜め下から撮ろう、と思った。
そして、背中。子供の背中、大人の背中。
セリフは重要なところだけ、だが、素晴らしい。間、なんだな、映画って。

なぜ、金を貸して欲しい、という理由が言えな…

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犬田
3.5
90年前の東京。
野良犬を見つけて「40銭!」て何のことかと思ったら…。

ラストは自首したのでなくて逃亡したということ?

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