小津安二郎サイレント映画、傑作中の傑作と言われているのも納得。カットタイトルによる字幕文字で表されるのは一部の台詞だけなのに、それ以外の登場人物たちの会話は表情でほぼなぞれる映像の威力。普遍的な家…
>>続きを読む驚いた、まさか泣くとは思わなかった。
文字通り大人の見る絵本であり、ラストの朝ごはんのシーンに至って驚くほど父親がかっこよく見えるのは脚本の妙に小津氏の演出が光ったからであろう。
主人公の兄弟達あれ…
いや、泣けてきますね。
何だろう?何の変哲もない家族ドラマなんだけど、何かこう、重さがのしかかる。
ちなみに子供二人の反抗期シーンは、のちの「お早よう」とほぼ一緒ですね。子供と夫婦の微妙な緊張感、で…
No.4319
小津現存映画 10/37 (小津映画は全部で54本あるが、現在残っていて見られるのは37本)
現存する小津サイレントの10本目。
小津映画初のキネマ旬報ベスト・テン第1位(19…
再見。終盤、ボンボン息子が兄弟からどっちの父親の方が偉いかと聞かれて「そりゃあ僕の家の方が…」と言いかける口の動きまで鮮明に見える。
家父長制へのアンチテーゼではなく、ただ大人と同じ上下関係の世界が…
通勤鑑賞494作目。
WOWOWで4Kデジタル修復版の新音声版を観る。音声は倍賞千恵子と風間杜夫。
デジタル修復版なので、映像が綺麗で観やすい。
小津安二郎監督の描く普遍的な日本人のDNAの部…
洋画はたいがい戦前のものも
サイレントも観たことはあったが
邦画で戦中かつサイレントは初めてお目にかかる…はず
そして小津安二郎作品
大人のみる繪本
とあるように、子どもの視点で描かれた物語で…
ずっと絶妙にイマジナリーラインを越え続けてるの気になる
子役たちが芸達者すぎてよい、メインの兄弟ふたりが高峰秀子と同学年なのも個人的にポイント高い、この世代か〜〜!!
映写機回してた人が笠智衆だった…
子役たちの表情の豊かさに驚かされる。
主役の兄弟もだけど、脇を固める子役たちにもしっかり個性が作られており、いじめっ子までも愛嬌があるように見える。
子供たちからしたら、大人の言うことは絶対だし、大…
マツダ映画社