小津の戦前の絶好調時の作品で、話も演出も役者陣もとにかく面白い。ただ女性への暴力がある作品で、戦後の『風の中の牝雞』の有名な暴力シーンまで、嫌な話ではあるが、映画表現の感情面から男女関係の批評性など…
>>続きを読む『浮草』よりこちらの方が小津らしい雰囲気
淡々と進行していく旅役者の束の間の日常、父性の抑圧みたいな断片だけ取り出すと『父ありき』を想起する
川釣りの反復はこちらではユーモラスに描写されていた
良く…
さぁ、3度目のこの企画、コンパクトにいってみよう。
《クラシック映画観ようぜ》Part.Ⅲ、Vol.1。
『浮草物語』。小津安二郎監督の初期の頃の作品、かな。
サイレント映画だったのか、このセリフ…
坪内美子が三井弘次をたぶらかすために道端に座って待っている場面での、自転車がやってくるのに反応して木陰に隠れるところや、次のショットでロングショットになり強調される一本の木と快晴っぷりが素晴らしい。…
>>続きを読むおつねとおときの美しさに惚れ惚れする。八雲美恵子の方が殴られた時の哀しそうな顔が印象に残るが、総合的には坪内美子派。飲み会でどんちゃんするシーン、音がないからこそ寂しさが強調される。喜八、寅さん的資…
>>続きを読む後に小津安二郎自身が浮草としてフルカラーでリメイクする初期を代表とする名作の一つ
旅芸人の喜八とその一座をメインに描いていく
無声映画でありながらもすでに小津安二郎らしいバシッと決まった構図が出来上…
1959年『浮草』のオリジナル版。
1934年公開ということで、今までに見た一番古い邦画『無法松の一生』よりも9年も古い。
無声映画で、倍賞千恵子と寺田農の活弁つきでした。
チャップリンなど、洋画…
男の子の逢瀬シーンがリメイクと似ていて感動
流石に緊張感とか間はリメイクの質に勝てないが、ショットが良い
というかずっとショットが良い 変なシーンがまるで無く、現代映画みたいに完璧に繋がれている(よ…
マツダ映画社