男子高・朝日高等学校の卒業式の日、ワルの先輩達が3年間の恨みを晴らそうと教師を追いかけて走っている。そんな風景を眺めているのは、新学期から3年生になる九條(松田龍平)、幼馴染の青木(新井浩文)ら6人。彼らはそこで青空をバックに、皆で記念写真を撮った。屋上にはもっと空に近い場所―最屋上があり、そこで彼らが楽しむのは、柵の外に立ち、手をたたいた回数を競う“ベランダゲーム”。失敗すれば校庭にまっさかさ…
男子高・朝日高等学校の卒業式の日、ワルの先輩達が3年間の恨みを晴らそうと教師を追いかけて走っている。そんな風景を眺めているのは、新学期から3年生になる九條(松田龍平)、幼馴染の青木(新井浩文)ら6人。彼らはそこで青空をバックに、皆で記念写真を撮った。屋上にはもっと空に近い場所―最屋上があり、そこで彼らが楽しむのは、柵の外に立ち、手をたたいた回数を競う“ベランダゲーム”。失敗すれば校庭にまっさかさま。回数が多いほど肝が据わっていることの証となり、勝者として学校を仕切るのが習わしの伝統のゲームだ。8回という新記録を出した九條だが、彼にとっては“ゲーム”も“学校を仕切る”ことも無意味で、どうでもいいことだった。新学期、授業中でも不良たちは堂々と教室を出入りする。野球部は地区予選敗退だと言う。甲子園への夢も消え、進学するのも難しい。就職するにも、したいことが見つからない。突きつけられる現実の中で、自分の行き場を探すことを余儀なくされる時の始まりであった・・・。
「1年365日あったらこんな日もあるよ。」
「性格悪い?」
「俺よりはいいよ」
「後輩から君付けで呼ばれる覚悟はあるか?」
トイレのナイフ貫通シーン、どんだけ切れ味いいんだとは思ったけど…
この映画一本で一つのPVのような。
原作を私は知らないですが、自身含め青春はこういう危うさがある。
自分の中にある世界に対してエネルギー(特に感情)が溢れているからか、命が生活の中に身近にある気…
青春だけど真っ黒…
嫌な予感はしてたけど、ラストは衝撃的でなんとも言えない気持ちになりました
九條、青木、雪男、木村、花田先生、皆んな印象に残ってるけど特に雪男が1番好きでした
屋上での散髪シーン…
小学館・「青い春」製作委員会 2001