やっとみれた内田吐夢の遺作であり同監督の宮本武蔵シリーズの最終作。
冒頭のこれまでの武蔵で若干パラレルぽく思えるけど、これまでの宮本武蔵をぎゅっと凝縮して、それまでの華やかさを全て捨て去りどこまで…
宮本武蔵五部作を見てから見るもよし、見ていなくても単独で見てもいい作品だろう。自分は、キネマ旬報のベストテンを追いかけてこの作品を先に見てしまったのだが、宍戸梅軒の子供の太郎次を盾にしている武蔵に面…
>>続きを読む勝負の物理的な決着ではなく、武蔵の内面の決着を以って、「終」を出すあたりに顕著なように、全体を通して内田吐夢にプログラムピクチャーを作るつもりはなかったようだが(健康の問題かもしれないけど)、それに…
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