大菩薩峠の作品情報・感想・評価・動画配信

「大菩薩峠」に投稿された感想・評価

2020.10.25
れんが屋にて観賞

邪剣・音無の構えの使い手であり、無目的に人を斬る主人公は、人道と快楽の狭間で苦悩する。

大人気コンテンツ、大菩薩峠。内田吐夢版三部作の一作目。
開始早々に特に意味もなく、娘連れの巡礼者を斬り捨てる。狂気のキャラクター設定。
御前試合の相手も打ち殺し、その妻を寝取り妻とする。その弟から果たし状が来たゆえに、狂乱した妻を殺し、新撰組として人斬り商売。弟が投げてきたてつはうで失明して第一部は終わる。
なんだか良く分からない話ではある。

座頭市×燃えよ剣。
内田吐夢監督『大菩薩峠』三部作の一作目。

千恵蔵の年齢と体型で机竜之助を演じるのに違和感を感じていたが、独特の話し方で不気味な雰囲気を醸し出している。

大河内傳次郎の迫力ある立ち回りが見られるのは、東映時代ではこの作品だけ。
★人斬り野郎が流浪の旅をして、良いサムライが兄弟の敵討ちに追いかけるお話。

#どの立合いもマジで格好良すぎて痺れた。こんな格好良いチャンバラが見られるなんて……

#絵づくりが上手すぎねえか……?美しいわ、紙芝居みたい。カメラワークも気持ちいいし、全カット完成形って感じ

#人斬り野郎、前半はサイコパスな辻斬りっぽかったのに、後半ただのダメ夫になってて笑った

#えっここで終わり?と思ったら三部作なのね

#(私が観たかった『大菩薩峠』、岡本喜八監督のやつの方だったわ、、、)
敵に囲まれ生きるか死ぬかのチャンバラ始めるときに、ガッチリ足をホールド&ロックしてくる長谷川裕見子。怖い。

山形勲の百人一首の会、参加したい。
面白い。ストーリーはケレン味があるけれど、アグファカラーの映像の雰囲気は上品。俳優、映像、セットなど、隙がなく、目が離せない。

映像は、お松が龍之介の命を狙う場面など、うまい長回しが多い。

特に、雪の中の大河内傳次郎の立ち回り!! 殺陣がよく分からない私でも、うまいと分かるうまさ。刀を高く上げた姿勢で静止した、キメる場面を作ってるのもたまらない。

各俳優は普段の東映時代劇とは違う、珍しい役柄をやってると思うけど、虚無的な千恵蔵、月形の一般人や長谷川裕見子さんの情念の女など、こういうのもうまいんだと感心した。

あと、千恵蔵は立ち回りが得意ではないと言われていて、それを心に留めて見ると、彼の覚悟も感じられるような気もしてくる。

「痛快! 時代劇まつり」
片岡千恵蔵の喉を震わせながらもボソボソとした喋り方がクセになる。主人公が壊れていく話ではなくて元々壊れている系、むしろ冒頭が一番狂っているので、着いていくので必死。人間の形を取り戻しそうになったら、「人でなし!」と言われて暴走するパターンの繰り返し。圧倒的に背景で語られることが多い作品だとも思います。
Kogarath

Kogarathの感想・評価

3.5
男がいきなり見ず知らずの人を斬り殺し、そのまま去っていく衝撃の幕開け。
その後も極悪の所業を繰り返す主人公・竜之助を演じる片岡千恵蔵の威圧的な存在感と、低い声でゆっくり話す言葉がとにかく印象に残る。お浜との一言では言い表せない複雑な関係も見どころか。

そして竜之助を追う兵馬は主人公より主人公らしい好青年だが、復讐心に飲み込まれそうな危うさを持っている。
その2人がついに対峙し、いよいよ決着か!というタイミングで「つづく」の文字。
えっ!シリーズ物だったの!?続編も観なければ…
内田吐夢監督、片岡千恵蔵主演。カラーが美しい。千恵蔵だけ話し方がスローで一人違う世界を生きてる感がすごい。
よ

よの感想・評価

3.3
内田吐夢の凄さも片岡千恵蔵の凄みも分かった。物語的には2時間見ているのはなかなか根気が必要だった。序盤の片岡千恵蔵の「怖すぎるでしょこの人…」な演技が個人的にはハイライト。
キョウ

キョウの感想・評価

3.0
片岡千恵蔵さんのイメージではない闇深い主人公。片岡千恵蔵さんは悪人をこういう風に演じるのだなあ、と面白く観れた。
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