大菩薩峠 完結篇の作品情報・感想・評価・動画配信

「大菩薩峠 完結篇」に投稿された感想・評価

この大菩薩峠シリーズは割と面白いです

完結編のラストの橋桁崩しは見事です
幻想シーンも上手く視覚化されています
内田吐夢監督『大菩薩峠』三部作の完結編。

殺伐とした雰囲気の中、軽業師の加賀邦夫が明るくて面白い。机竜之助と対峙したときは、今度こそ殺されるかと思ってドキドキした。

机竜之助の息子がJALの会長になるとは。
中盤の燃える屋敷から龍之介が出てくる長回しが圧巻。
どう終わらせるのか気になっていたけど、うまい終わり方だったと思う。橋のシーンの迫力もすごい。

千代介、加賀邦夫、星美智子の三角関係の結末は知りたかった(加賀邦夫が芸を披露するシーンは必見。私はこの作品で初めて青年っぽい加賀邦夫を見た)。加賀邦夫と芸人一座が旅に出ているシーンは「血槍富士」の野点の場面を思わせる。

オープニングに粗筋があって、1作目のシーンを3回見ているけど、見るたびに発見がある。特に、龍之介がお浜を追い掛けるシーンは何度見ても感動。

「痛快! 時代劇まつり」
萬屋錦之介いい。岸井明も出番が少ないけど素晴らしい存在感。軽業一座の舞台の撮影がすごかった。そして机竜之助を徹底的に愚かで可哀想な人物へと追い詰めていくラストは賛否両論あるかもしれないが、あの片岡千恵蔵の演技で強引に納得させられた。どうでもいいけど、死んだ女に瓜二つな女登場し過ぎ。
内田吐夢監督。片岡千恵蔵主演。息子に会えないと嘆く竜之介に同情出来ない。瓜二つの女性出てきすぎ...
仏教思想に基づいて描かれた全三部作の完結編。

罪の意識に苛まれ、ますます無差別殺人を繰り返す剣士・机竜之介。根無し草のように放浪するうち様々な人々が彼を取り巻き、一大群像劇ならぬ「大乗映画」が展開される。
そんななかで極悪非道の殿様の一件も、主人公の息子の一件も、萬屋錦之介の仇討ちの一件も、さっぱりとした解決を見ないままこの映画は完結する。原作小説が未完だったたこともあろうが、妥当なところに落ち着いたといったところか。明快な結末はこの作品に似つかわしくない。
片岡千恵蔵、萬屋錦之介版『大菩薩峠』の3作目にして、完結編。ここにきて色々なことが繋がってくる。

相変わらず、日本という国の奥行きの深さとか、それぞれの宿場町の繁栄ぶりとか、祭りの華やかさとかが、十二分に伝わってくる。テレビ画面で観ていても、スクリーンが大きく見える不思議さがある。どういう手法なんだろう。

ただ最後は対決が…

内容的にはとても納得できるんだけどね。
再見。
中盤以降の怒涛に次ぐ怒涛の畳み掛け、恐るべし内田吐夢、巨匠中の巨匠、四大巨匠とか言っている場合ではない。
内田の映画はクライマックスという言い方では足りないような、物語的情念と映像的ダイナミズムがシンクロした大爆発みたいなものを重視するが、内田自身はこれを沸騰点と呼ぶ。この映画では三部作の完結編だからというのもあるのか、中盤以降絶えず沸騰しているようなものだ。
三部作のこれまでの殺陣シーンの変奏でありながらスケールのでかさがあまりにもやばすぎるあの俯瞰長回し引っ張りじわじわ移動チャンバラ、何度でも観たい、毎日観たい。
このシリーズの一作目と二作目では錦之助がまだまだ若くて垢抜けないなあと思って見ていたら、今回で月代を剃ったときに我々がよく知るところの中村錦之助に変貌して、このあと宮本武蔵五部作に繋がっていくと思うと感慨深い。
内田吐夢監督作品。
第1部、第2部、完結編と見ました。時代劇は見慣れていないので、まして1957~59年の作品なので、なかなか難しかったです。机龍之介の殺陣のシーンは釘付けになるほどカッコよかったですが。
とも

ともの感想・評価

4.5
机龍之介…
あの人は自分の子を抱くこともできない可哀想な人です
いくたろおおおおおーっ!!
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