◎かなり駆け足気味な錦之助武蔵 千恵蔵が見届け
1965年 東映京都 カラー 121分 シネマスコープ
*やや褪色、枠切れ、コマ飛びあり
慶長17年(1612)、新免宮本武蔵と巌流佐々木小次郎の…
このレビューはネタバレを含みます
剣とは、何か?それについての、考察の作品だったと思います。『宮本武蔵』は、これまでのシリーズ中、様々な相手を、斬り捨ててきました。剣を極めるという目的のため。何のために、剣を極めるか?それは、人間的…
>>続きを読むついに完結編。
剣で己を磨き、高めていこうとする武蔵の孤剣の旅が終幕へ・・・。
佐々木小次郎との、巌流島での決闘がメインではあるがこれまでの武蔵の周りの人々の波乱の人生も落ち着くところへ落ち着いてい…
五部作+番外編一作の第5作、一乗寺の決闘の後から舟島での佐々木小次郎との決闘までが描かれる。物語はじめの武蔵の異様な風貌はまるで亡霊みたい。それが伊織少年の父代わりとなって畑を耕し作物を育てることで…
>>続きを読む内田吐夢監督の宮本武蔵シリーズの完結編。(全五作)
シリーズものの完結編って、少なくとも広げた風呂敷たげはしっかりと畳んで欲しいという欲があって、その点で本作はそれぞれの登場人物にしっかりと決着を…
宮本武蔵第五部作の完結編。
完結編に相応しく、シリーズで登場した主要な人物達が勢揃いする。
おばばは又八、お通らと再会し、復讐の旅がようやく終わり一安心。武蔵に一言謝れよとは思いつつ、負けるでない…
このシリーズが大ヒットしている最中にクレージー映画が現れ(1962〜)てくると考えると、60年代とはどんな時代だったのか…と改めて不思議に感じてしまいもするが、当時のキネ旬なんかを見てみればいくらか…
>>続きを読む↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。
☆☆☆★
シリーズ完…
内田×錦之助武蔵 最終五作目
宿敵佐々木小次郎との決斗。原作に忠実な感じと、一瞬の勝負の緊張感に痺れる。最後は文学の中のレジェンドに戻っていく感慨に浸った。
吉川英治の宮本武蔵の実写映画化に真っ向…