水俣 患者さんとその世界の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『水俣 患者さんとその世界』に投稿された感想・評価

すえ
4.8

記録

【不知火海】

水俣病と向き合う、石牟礼道子に導かれて。

「苦海浄土」で石牟礼道子が放った言霊が、音声として顕現する。烟る不知火海の耀いの粒たちの、静まり返った油凪の海から豊饒が奪われる。…

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桂
4.0
何喋ってんのか置いていかれそうになるけど、演説のシーンで泣いた。

目と目の間にがぶりつく。するとこてっと動きが止まる。それは餌となり、今度の生き物を仕留めるために使われる。生活の知恵。奥さんの作る肉団子はバター入り、これ内緒。それで狩する男衆。生活の調子。じいさん…

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3.5
集合体となりシステムが駆動する中で、無辜なる人民は蹂躙され、冒涜され、忘却される。あまりにも繰り返される歴史の必然性。定形に堕落した人間の不幸を、眼差し返す。
ICHI
3.0

ドキュメンタリーと普通の映画の境界線って考え出すとかなり曖昧で、どんなに厳密な脚本や演出があってもカメラはそこに映ったものを記録しているわけで、普通の映画に物語展開を超えた生々しさを感じることもしば…

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長時間の作品中ほとんどが患者さんやその家族の様子を映したドキュメンタリー。
たった3時間程度の時間でも対峙するのが苦しい。まさに生き地獄なのだが、それが患者さんやご家族にとっては毎日続く現実なのだ。…

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oji
3.9

土本典昭監督初めて観たけれど、まさかここまで徹底した記録映画だとは思わなかった。
「チッソ」による汚染水垂れ流しの全体会見へと向かう一大スペクタクル。ラストの闘争を観るためなら、それまでの時系列は容…

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しず
5.0

水俣病が公式で確認されてから今日、5月1日で70年。
そんな節目の日に、この映画を見ることができて本当によかったです。

偶然にも最近、緒方正人さんの『チッソは私であった』という本を読んだばかりだっ…

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snatch
-

これぞ記録映画という1本だった
水俣病という人災を知ると共に、この水俣の海で釣った魚を糧に暮らしてきた日本の漁民の生活史を知る
栄養価の高い魚を家族で食べ行商小売りして、その魚が

生まれてきた時…

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CQ
4.0
映像と音声のズレが目立つけど、そこのシンクよりも声を届けたい作りに思える。
それが一気に爆発するラストの社長にぶつける叫び。もう完全に映像と音とが独立した“もの”になってこちらにぶつけられる。

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