水俣の子は生きているの作品情報・感想・評価

水俣の子は生きている1965年製作の映画)

製作国:

上映時間:25分

3.9

『水俣の子は生きている』に投稿された感想・評価

takeit
-

インサートの病院のベンチを映したショットがバチバチだった
テレビ向けということもあり手、顔のクロースアップがすごい
マネキンの手が、水俣病患者の方の手を連想させるよう
写真の子供達の目に貼られたテー…

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映画において、目元を隠すテープが剥がされる瞬間を初めて目の当たりにした。
あれがあるからより眼差しが印象に残る。
隠されているものが顕になること。
Sari
4.0

土本典昭監督が初めて「水俣」に関わったテレビドキュメンタリー。監督は、カメラを向けることの怖さと責任を思い知らされ、以来43年間水俣を撮り続けた。

◼️【水俣病】とは
熊本県八代海沿岸及び新潟県阿…

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あ
5.0
女学生の寄りで激しい音楽が鳴るやつ、一寸違えばギャグにもなるが効果的になっている
たま
-

モノローグで語るのは水俣について勉強しにきた短大生なんだけども、患者よりそっちが気になってしまった。当時の日本テレビで流れたそうで、このスタンスね正しいねとは思うけど、土本が反抗の兆しを見せているな…

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菩薩
-

外から来た者はどうしたって外から来た者でしかない現実、だが内からの声がたかだか10年で消えかけようと言うなら外からであろうと関係を続けよう、私は決して目を瞑らないとの姿勢がケースワーカーの短大生の姿…

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o
3.2

水俣病患者の相談を受けるケースワーカーになることが決まった女子短大生、その1週間の実習を追った1965年のテレビドキュメンタリー。

1956年の公式報告から10年が経ち水俣病の問題は鎮静化していた…

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先日の『ある機関助手』に続いて土本典昭の初期作をYouTubeで。
65年の日本テレビだそうな。確かにあの頃はTVに齧り付いていた。もの凄い作品がたくさんあったんでしょうね。覚えてないけど。

土本…

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日本テレビの『ノンフィクション劇場』にて1965年放送のドキュメンタリー。

政府がやっと水俣病を公害として認めたのが1968年だから、こうした事実がある、と広く社会に訴えるだけで大きな意義があった…

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病院の外から中に入り、患者のベッドにたどり着くまでのワンショット長回し、タイトルバック。

ケースワーカーの女学生の姿は、土本の分身か。

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