ここまで「その人」によって真正面から語られた福島を聞いたことは、未だかつてなかったかもしれない。「誰にも言ったことないんだけど」に続く言葉を、聞けて良かった。誰にも生まれ育った故郷があって住み慣れた…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
監督の土井敏邦さんは記者でありながら2005年から13本の映像を撮ってきた人で、キャリアもかなりある人にもかかわらず私は全く知らなかった。
これ、決定版(と上映会では銘打たれていた)も170分と大…
2013〜2017年くらいにかけてインタビューが実施されている。その間亡くなったり、住む場所や状況が変わっていくのも同時に追えていて、その変化もやはり原発被害後の状況に影響されていて、改めてこの国の…
>>続きを読む170分間のほぼ全てがインタビュー映像だが、全く飽きることがなかった。登場する全ての方の話に感じるところがあった。聞き手の聞き方がうまいのだと思う。兎に角おもしろい。
特に3.11の黙祷から逃れる…
この映画は本当に日本に住む全員に観てもらいたいと思った。
震災と原発爆発によっておきた人間関係の変化や複雑な感情にフォーカスして人々の語りによって映画は成り立っている。
ひとりの生活に密着した映画…
色々ありすぎてくたくたになっているので休みを取って一日中寝てやろうとしたのですが、早朝目が覚めて二度寝も出来ずにいたので、ふと思い立ち尊敬する柴田監督が絶賛していた「福島を語る」を下高井戸シネマに見…
>>続きを読む4年もの期間をかけて制作された、福島で震災に遭われた方々のインタビューがベースの170分のドキュメンタリー映画。
震災のあった頃、僕は福島から遠く離れた福岡に住んでいました。
だから揺れの被害も放…
地元限定上映にて鑑賞。
想像を絶する状況にずっと涙。
福島からフクシマへ。
全ては子供の為と思っての別居や避難による夫婦や親子、親友との絆の崩壊。
売れない農作物。
自分の出身地を言えない子供達。
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(c)DOI Toshikuni