フリーダム・ライターズの作品情報・感想・評価

「フリーダム・ライターズ」に投稿された感想・評価

素晴らしい映画に出会ってしまいました‼︎
いきなりの生涯映画ランキングトップ5に入るくらいの勢いで感動です!

母が無類の映画好きで、物心付いた頃から私もタイトルも知らない古い映画をずっと観ていて、
映画から離れていた時期もあるけど、
かなり観ている方だと思うのですが…
(観ていない映画もいっぱいですが(笑))

この映画はマジで凄いです!

実話をベースに作られたお話しで、
人種問題をテーマにもしていますが、
学生達と、新米先生が織りなす奇跡と努力の感動作です。

沢山の感動作で涙しましたが、
この映画は他の映画で流した涙とは違う、
もっと自然に溢れてくる素の涙で嗚咽してしまったくらい感動し、考えさせられ、
勇気を貰いました。

詳細は書きません。

これは何も予備知識無く観て、
素直に感じて欲しい作品です。

100人いれば100通りの感じ方があって良いと思います。

感動する人もいれば、しない人もいるかもしれません。

問題を感じたり、何か心にグッと刺さるものもあるかも知れません。

素直に誰の意見に惑わされる事無く、
一度観て感じて欲しいと思います。

是非時間と機会があったら一度観てみて下さい。
松井

松井の感想・評価

3.7
実話。新米教師のエリンは問題児が集まる高校に就職する。受け持ったクラスは犯罪に手を染めた生徒が集まるクラスでエリンは孤軍奮闘する。心にキズを持つ生徒を癒していく姿に心を奪われる作品。



この手の作品が好きな人は沢山いると思うので学園モノの熱血教師が好きならオススメ。



以下ネタバレ感想★★★





生徒との距離感を縮めるのに悪戦苦闘していたエリンギだったが日記を書かせることで心を紐解いていく。妥協せずに生徒に生き甲斐を与えていく姿に感動する。
“闘う若者たちの日記”
Kota

Kotaの感想・評価

3.5
“たとえただのティーンエイジャーだとしても、小さな光を灯す事が出来る。”

ああ、なんと気持ちの良い起承転結。時代背景もテーマも学校という場所も全てが大好きな“天使にラブソングを2”に似ている。あっちは音楽で生徒を変えていったけど、こっちは日記で生徒を変えていく。しかも実話というところが半端ない。

“友達が銃で殺される”そんな事が当たり前だった黒人、ヒスパニック、アジア人のコミュニティ。もちろん教室のなかでもお互いは歪み合い、大きな争いの種はぬくぬくと育っていた。そんな中、ヒラリー・スワンク演じる教師は「裁判所」ではなく「教室」で子供を救うために自分の私生活をもぎせいにしていく。裁判所に行ってからではもう手遅れなのだと。

育った環境は子供を型作る。だけどその型を壊してくれる人がいれば変わる事ができる。

ヒラリー・スワンクは昔からいい女優さんだなーと思っていたけど、この作品が決定打に。イメルダ・スタウントンはアンブリッチ先生にしか見えなかった(笑)。
作中の授業シーンの素晴らしさもさることながら、子供たちの表情の演技が繊細で、互いが互いを理解して、徐々にほぐれてく様子が丁寧に伝わってきた。
一人だけ白人のベンが混ざっていることで、人種的な軋轢に対して白人がどういう立ち位置や理解でいるのかも分かるのが面白い。

生徒たちの悩みを知っていく先生も、生徒同士の対立も、過去の迫害や暴力からなる惨劇に対しても、生徒を理解しようとしないガイドに則っただけの教育方針も、すべて「理解」という言葉に一貫してくる。
この理解があるだけで、ミープヒースさんの言っていた「すべきことをしただけ」という行いに繋がってくるのかもしれない。
*ランナー*

15歳の少年は逃げていた。吸い込む息が肺を膨らませ、胸骨を無理に押し上げる感触が痛みとともに伝わってくる。吐く息よりも吸い込む息があきらかに多い。

震える足を抑えつけ全力で走る。恐怖による冷たい汗が全身をこわばらせる。俺のフォームは最悪なんだろうなと、芯のような恐怖のかたまりを見つめるようにもう1人の自分がつぶやく。

少年は陸上の中距離ランナーだった。普段は全国大会へと進むほどの記録を出すことができた。しかし今は氷よりも冷たい恐怖が胸の奥を満たしていた。そして少年が履いているのは、重いデッキシューズと水でぐっしょり濡れたカーゴパンツだった。

体の動きを邪魔しないランニングウェアと軽いシューズの感覚を少年は思い出そうとした。青空と陸上トラックの匂いを。スタート用雷管が鳴り響く音を。

小さな料理店を曲がる際、少年は2階の住居の窓を見上げる。卒業したら、その店で修行させてもらう予定だった。規模は小さいものの、都会で腕を磨き地元に帰ってきた男の開いた店だった。同級生の娘がいる。

少年は、その娘のことが好きだった。いや、好きというのとは違うなと鈍い思考のなかで思う。信頼しても良いと思えた場所。その場所を守る親子は、少年にとってはじめて信頼してほしいと思った人間だった。

もう戻れないかもしれない。俺は裏切ってしまったから。少年の心に、恐怖とは別の固い冷ややかさが広がる。

たぶん3時間ほどで朝がやってくる。それまでに国道の目立たない脇道を走りながら、どこかでヒッチハイクをしようと思う。長距離トラックが何台か休憩する場所を少年は知っていた。

上手く乗せてくれればいいのだけれど。そう思うと、足の動きが途端に重くなる。少年はそんな心配を振り払うように呼吸を整える。走れるだけ走っていけばいい、俺はランナーなんだから。

そして少年は、母親の顔を思い浮かべようとした。しかし、思い浮かべた顔が本当に母親のものなのか、確証が持てなかった。だから痛む胸から吐き出す息とともに思った。

神様。




この映画に描かれるのが学校だからといって、教育の話だと思ったら間違えてしまうように思います。

おそらくこの作品の観るべきポイントは、人種対立の根は物心ついたときから本人の意思に関係なく課せられているということ。そして対立を乗り越えていく力は、何らかの犠牲を伴うものから生まれるということだろうと思います。

実話を基に作られた映画。しかしながら、ケースとしては、その決死の賭けが上手くいったというにすぎないように思えてなりません。

この女性教師がレイプされ殺され、家族も犠牲になることだって十分ありえた。そう思うことは、日本人としてこうした作品に触れる際の、僕なりの節度として持つようにしています。

公民権運動の血の歴史を知ると、とてもではないけれど、僕には教育の問題に背負わせる気にはなれない。

ショートショートでは、その時に僕たちが直面することになる(もしかすると直接的に間接的に味わったことのある)息遣いのようなものを描いてみました。この情景が、教育の問題だろうか?
YukiKato

YukiKatoの感想・評価

4.2
実話なことが嬉しすぎる映画
真っ向から語りかけることの力を信じたくなる

ネックレス途中で変わったね、、
今まで出会った中で一番心に響いたかもしれない。
同じ職である自分を奮い立たせるような、初心に返すような映画だった。

新米教師が、本気で子供たちと向かい合って、生きる希望と人を信じる心を見出していく子供たち。

子供たちの唯一無二の大事な時間を預かっている以上、やらなきゃいけないことはきっとたくさんあると思った。

カリキュラムがどうとか例年がどうとかに立ち向かってでも、子どもに希望を与えられるような教師になりたいと思った。
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