バベルの学校の作品情報・感想・評価

バベルの学校2013年製作の映画)

la cour de Babel

上映日:2015年01月31日

製作国:

上映時間:89分

3.7

あらすじ

「バベルの学校」に投稿された感想・評価

V

Vの感想・評価

2.5
子どもたちの宗教に関する話
自分が信じる神だけを崇拝する子どもや、ほかの神もいると受け入れることのできる子ども、神という存在が分からない子ども、それぞの個性があり、ぶつかり合い理解し、分かり合っていけるよう努力する様子が素敵だった
ただやっぱりオチは?という感じに感じる人も多いだろうからなんとも言えない
多文化、さまざまな宗教を考えさせられる映画なのでそういう感想はナンセンスなのかもしれない
フランスに移住してきて間もない子どもたちが学ぶ「適応」クラス。11才から15才まで、20国籍24人。

宗教も文化もいろいろ。もちろん、性格も。おとなしそうな子もいれば、はっきりと思ったことを口にする子、時に感情を爆発させる子。どの子も愛おしく思えてくる。

移住してきた理由もいろいろ。人は、本当にいろいろな理由で、故郷を離れ、国境を越えるのだと、改めて教えられた。

フランス語会話の練習のために、それぞれの宝物を紹介する授業。コーランや聖書を持ってきた子がいたことから、宗教の話題になる。私は、小中高と公立で、授業の中で宗教について聞いた記憶が全くない。だから、中学生の子どもたちが宗教について思っていることを話し合う様子が、とても新鮮に感じた。

様々な事情を抱える、個性豊かなこどもたち。だけど、皆、フランスで、「外国人」であることによる連帯感もある。一人一人に寄り添い、クラスをまとめていく、先生がとても素敵だ。

子どもたちの葛藤に心動かされ、いろいろと教えられたドキュメンタリー。

 
流れで上映会企画することになって選ばれた映画

ひっさびさにこういうアップリンクぽい映画観た気がする、ピストルバーンも砂山ゴロゴローッも窓ビシャーンもない、けどなんか面白い

代わる代わる説明もなしにいろんな子が出てくるからなにがなにやらってなりがちだけど、感想聞くとやっぱりみんなラマだけは覚えている。笑
自分はシンが心配すぎて。あとルカ。自分と近しい人をやっぱ追っちゃうのかね。
シンはなあ、なんか避難先としてのフランスの位置付けがよくわかってないんやけど、みんなそれなりに顔が整ってるというか垢抜けしてる感じがあり。その中でシンがまあモサっとしてて、案の定あんまり女の子から相手にされてない感じである意味ラストナイトインソーホーの序盤観てる気持ちに
途中ストパーあてたのか見違えるほどシュッとするんやけどまた次のカットではパーマ取れかけになってて、また次復活して…にまじ目離せないよ、誰か最強のパーマ当ててやってくれ🦱

あとラマが進級できないのに抗議してたけど、留学先でほぼ同じ経験をしたものとしては、変に上のクラス行くとそれはそれで大変なので焦んないで…わかんないことを自分より先に誰かがガンガン聞いてくれる環境って意外と貴重だから…ってなりながら聞いてた
でも下のクラスって馬鹿にされてるような気になっちゃうんだよな〜

映画外の小話としてこの映画の監督が作品内の映画祭の審査員らしく、その背景ある中での入賞はなんかアレじゃね?と若干白けるなど。私情入れてないっていってもなんかすっきりせんよな
いち麦

いち麦の感想・評価

4.0
子供たちが異国の地の学校で真の学力を欲する事情は社会の様々な歪みの現れでもある。自国では悲惨な運命がのしかかっていることが多いのには胸が痛む。習熟度に応じた進路が待つ年度末の厳しさと面談の丁寧さに好感を抱いた。
親の都合とか、政治や宗教や、とにかく大半が自分の都合ではない事情でパリににいるローティーンたち。
様々な出身地だけど同じようにフランス語が出来ない子達が一つのクラスで勉強している。
先生の粘り強さは頭が下がるんだけど、子供達も、振り回される環境や、好きでもない言語での就学など、とにかく怒りを抑えて抑えて頑張って適応しようとしてるんだなぁというのがビリビリ伝わってくる。
一様に勉強したらいい未来が待ってると信じられるだけの、受容れ体制を整える国のフトコロも感じる。
てぃー

てぃーの感想・評価

4.2
自分のルーツがどこにあるのか、拠り所がどこなのかも分からない子供達が、そんな辛い現状であっても勉強を求める姿が深かった。多様性の中で様々な障壁を乗り越えて生きる姿がすんげんだあ。
中学生なのに親元を離れて言語の壁を超えて人生のために勉強するって本当に尊敬する。
授業の課題として選び鑑賞
一言でいうと、深い
何が深いかというと、10代半ばにして宗教のことも、人種差別のことも、自分の境遇のことも、子供なりに理解してそれを乗り越えようと努力している姿が応援したくなる
多種多様なバックグラウンドを持っている人たちが一つのクラスで学ぶことは、一筋縄ではいかない難しさがあると思う、でも先生の心の広さは地球よりも遥かに大きいんじゃないかっていうくらい寛大で一人一人に気を配って将来を考えてるのが素晴らしい
日本の同世代の子供は宗教について議論する機会はあまりないと思うけど、彼らは世界に様々な宗教があり、みんな異なっていて、なぜいがみ合うのかというようなことについて、しっかり自分の考えを持っていて議論できるって素晴らしいことだと思う、それは若い時からさまざまな人に出会って触れ合うことで得られる知見なのかなと感じた
miharu

miharuの感想・評価

3.5
大学のバリアフリー映画上映というイベントで視聴。初めてZoomで映画を観ました!少し前に「12ヶ月の未来図」という映画を観て、フランスの移民、教育について興味を持ったのでぴったりな内容でした。かなり似てる内容だったけど、生徒と先生より、生徒たち同士の議論、クラスの絆を描いていた印象。

まさに「世界の縮図」のようなクラスで、肌の色や言語だけではなく、様々な「違い」を示している映画でした。家庭環境、学力、フランスに来た理由、母国への思いなど。日本ではあまり考えたことがない宗教の捉え方、教育の機会、人種での差別について。
均一化するとか馴れ合うとかじゃなくて、こんなにも違うからこそ、自分という存在が、私・あなたという「個」が価値あるものであると気付くこと、多様性とはこういうものなのかなと思いました。

最後先生が生徒たちの将来を語るシーン、希望に溢れてていいなあと涙が出ました。簡単に可能性は無限大だとかは言えないけど、彼らの将来の選択肢を一つでも増やせるように、一人一人に向き合う先生の姿は素晴らしかった。

学生の映画で登場した「違いと共通点」について。こんなにも違う私たちの共通点ってなんだろう。じっくり考えてみたいなと思いました。
may

mayの感想・評価

-
宗教に関する授業で鑑賞。すごく考えさせられた。
民族が入り混じってるわけではない日本ではこんなに他国の事情を知る機会が日常的にあるわけではないので平和ボケしすぎてるなと実感した。

日本に住んでると宗教ってほんとに遠い存在なんだなと思い知らされた。多民族、多様性、多文化ってこうゆうことなんだって思った。

ナチュラルに宗教の話が出てくるし、キリスト教とイスラム教の神話の違いによって口論になったりでもそれを認め合ったり。キリスト教徒だけどイスラム教徒の意見も尊重したり、宗教が身近にあると子どもであってもこんなに他人を尊重できるんだなって驚いた。

子どもたちそれぞれの葛藤がすごく伝わってくるしめちゃくちゃ共感できてすごく複雑な感情になった。一年の終わりのところは一緒に泣いてしまった。
RyoS

RyoSの感想・評価

3.3
上映環境がZoomの画面共有ということで、最後までずっと紙芝居だったのが惜しい。

自分が如何に恵まれている環境かを痛感するとともに、見た目でいじめたりシャイだったりという子どもたちの関係は万国共通なのだと感じた。

そして様々なバックグラウンドを持ち、様々な信仰を持っているからこそできる哲学的議論や、お互いがお互いの国の事情を生身の人間を通して知る事で異なるものへの理解が進んだりと、多様性のメリットが浮き彫りになっていっていく様を、移民問題だけでなく、マジョリティ、既得権益層にとってもなおそのような環境から得るものは大きいと気づき、享受できるようにする事が重要であると感じた。
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