明治時代の鉄道工事(トンネル工事)を請け負ったやくざ一家が題材の任侠映画。
鶴田浩二は助っ人役(凶状持ちの流れ者)で、主役は村田英雄が引き受けている。
任侠映画ではよくあるプロット、「亭主の男をあげ…
作劇での女性への扱いの非道さを除けば、とても良く出来ている。
大部分が任侠映画お決まりのプロットであるものの、主人公の親分率いるやくざと作業員が行うトンネル掘削がハイライトとなり、最後の殴りこみでは…
よくあるパターンの任侠ストーリーだが役者が揃っているので味わい深い。
モノクロの良さがでています😍
関山耕司さんと山本麟一さんの悪役ぶりもマキノ監督作品だと品が出てくる。
根上淳さんと水島道太郎…
マキノ作だけあってめんどくさい渡世の仁義とか取っ払ってカタギを主人公にするのかと思いきや、親分に村田英雄、代貸に水島道太郎、気合の入った流れ者に鶴田浩二。
途中でやっぱそうなるよね枠にサブちゃんで悪…
村田英雄主演のモノクロ任侠映画
トンネル工事を巡って良いやくざと悪いやくざがゴタゴタするおはなし
例によって鶴田浩二と北島三郎が登場して山本麟一が悪さするいつものやつ
と見せかけて
いつもの…
村田英雄の親分ぷり、役者としても村田英雄。
さぶちゃんもヒット曲披露。
鶴田浩二美味しい所持ってゆくカッコよさ。
殺陣もお見事。
最後わっしょいで終わるマキノ節。
見所たくさん。
そして建築業者…
自らの行動により招いた結果を他責で片付けるのではなく、どこまでも自責なんだと捉えるのが村田英雄(登喜蔵)や水島道太郎(川喜多)、根上淳(若月)といった天丸組側の人間。一方で子分が殺された原因を天丸組…
>>続きを読むそれほど多くない村田英雄主演モノ。
任侠映画としてはオーソドックスで特筆すべきところはなかったかな。
強いて言えば鶴田浩二はやはりスターだということ。オープニングにちょこっと出て後半残り20分に再登…