日本侠客伝 白刃の盃の作品情報・感想・評価

「日本侠客伝 白刃の盃」に投稿された感想・評価

tjr

tjrの感想・評価

3.7
富司純子が病床から外へ出られず伝聞でしか状況を把握できないこと、政略結婚、身投げといった女性たちの悲劇が強調され、任侠映画での女性は幸せになれない、という想いを強くした。
今まで笠原和夫が脚本だったが本作は中島貞夫と鈴木則文に代わっている。とはいえ堅気であることとやくざであることの葛藤、利益追求と仁義の葛藤といったものを正面から描いており期待したほどの破壊力はなかった。そして案外暗い。
舞台は銚子の漁港で健さんは流れ者のトラック運転手。
日本侠客伝シリーズの6作目。
このシリーズは6本目の鑑賞。

本作は昭和初期の銚子が舞台。
キャスト陣で言うと、伴淳と大映退社後の菅原謙次が出ているのが目新しい。
飯屋のオヤジで元ヤクザの伴淳に何で関西弁を話させたんだろう。
どうしても東北人の感じが抜けていない感じ。

贔屓の小林勝彦さんが出ているのが嬉しい。途中で死んでしまうけど…。
今回、いつも以上に登場人物達が沢山死んでいる印象。

今回健さんは妻帯者の役。
その妻が藤純子さんなんだけど、病人の役であまり出番は多くなくファンには物足りない感じかな。

ところで内田朝雄どこに出てた⁉︎

2017.1.11 DVD