博徒一家の作品情報・感想・評価

「博徒一家」に投稿された感想・評価

とも

ともの感想・評価

3.5
何度観ても玉川良一がしっくりこない…。
志村喬の「なんて義理堅いお人なんだ」に鶴田浩二満足そう。
跡目のことでまた暴れる若山富三郎。
時は明治41年。賭博禁止令施行の頃、浅草荒政一家の親分が引退を表明し、跡目を一家の三羽烏の一人に譲る。あとの二人は分家させて、これらが仲違いせぬよう、それぞれに縄張りを分け与えた。だが、一家を思う気持ちは三者三様で、次第に敵対するようになり、さらには内紛を嗅ぎ付けた他の一家が今だとばかりに攻めてきて、血で血を洗う凄まじい争いに発展していく。
高倉健、若山富三郎、藤純子、大木実、鶴田浩二ら東映オールスターが結集!…と言うと聞こえはいいが、代わり映えがしない。高倉健は同じ年に10本もの映画に出演しており、鶴田浩二は9本、藤純子は11本、大木実は6本、若山富三郎に至っては18本という過密スケジュール。これだけ映画に出ていれば共演することも珍しくなく、実際に僕が観たなかでさえ4本くらい似たようなキャスティングの映画があるので、もはやオールスターという言葉にあるべき有り難みがない。一度当たったら「当たらなくなるまで同じ事をやる」のが東映の悪い癖だ。
鶴田浩二が独特な口調の優しさで、彼が十八番とする静かな義侠の男を好演。それと対になるのは、体が大きく粗暴でケンカっ早い若山富三郎。博奕打ちシリーズでお馴染みの名コンビだ。決して華奢ではないが撫で肩で心が繊細そうな優男と、その場にいるだけで重力を発生させるような存在感のある巨漢という組み合わせは、まさに静と動の関係。若山が感情を荒げさせたあとに、鶴田が理性的に登場すると、サウナと水風呂を往復したように画面の温度が変化し、場面が締まる。対照的な二人と、まっすぐ一本筋の通った生き方をする健さん。この共演は面白い。
見所がないわけではないが、本作は116分もあり、90分程度を目安に作られている『昭和残侠伝』なんかと比較すると、一本の映画としてはややかったるい。任侠映画のファンでなければ積極的に観なくてもいい映画ではある。
法一

法一の感想・評価

2.9
 『博奕打ち 総長一家』の二番煎じといった設定だが、筋を追ってるだけという感じだ。後半になると話もおなじみのパターンに突入し、渡辺文雄が自分から人斬ったりしはじめてガバガバになる。討ち入りシーン(雪が降っていて見事なのだけれど)がやたら長いのも好きじゃない。
 あと玉川良一は好きな役者だけど、この映画だと雰囲気を壊してばかりで良くないと思う。

 やくざ映画ファンとして新鮮だったのが高倉健が中盤で行う「一文下り」という作法。これによって大木実と高倉健が、対等の関係から主従の関係に変わる。これは初めて見た。
高倉健はあまり好きではなくてたまたま観た一本ですが、オールスターというだけあって魅せます。
若山富三郎、鶴田浩二、渡辺文雄、そしてバカまっすぐな若いやくざを高倉健の頑固な瞳がよく演じています。
内容としてはそれほど目新しくないのですが、土建屋の仕事の内側(リアルとは言わない)が娯楽的に見えて興味深いです。
セットとはいえ、少し前までは路地の奥にあった風景が懐かしく、今やすっかり無くなったそれを楽しんで観ました。
いつみ

いつみの感想・評価

3.6
押掛け女房な藤純子と高倉健の指切りげんまんのとこのやりとりにキュンキュンしちゃいました。

健さんの歌もいいし、鶴田浩二の「小指の替わりに使ってくれ」もかっこよすぎるー!!♡
Kohei

Koheiの感想・評価

4.2
高倉健が、瑛太に似てる、って横で家族がずっと言うからだんだんそう、見えて来た。
鶴田浩二美しい。。。
藤純子可愛い。

任侠映画、面白いなぁ。
日本映画チャンネルありがとう。
は

はの感想・評価

3.6
ルーツ任侠「博徒」シリーズ meets 高倉健。「盃事」「一門さげる」「落とし前」などなど博徒系ワードもシーンももりだくさんなんだけど、ストーリーの中心は博徒あがりの土建業一家の抗争。「談合」「財閥」「請負」とか博徒系暴力団のルーツ講座みたいな感じでおもしろい。映画の体としては客分役の鶴田浩二が主役だと思うんだけど、なにより高倉健が素晴らしい。男前すぎるしこれが任侠かって感じで震える。
総長賭博を完成された任侠映画の様式で焼き直したような内容でなかなか面白かった
総長賭博 健さんバージョン

泣いても一生、笑っても一生なら
あたし 好きな人の為になりたい…

て 健さんの胸に顔を埋める藤純子
男冥利に尽きますなあ健さん

補足
遠藤辰雄氏のあつかいがあんまりだ(笑)
eeosusume

eeosusumeの感想・評価

3.7
dvdにて

いいとこが詰まった
小沢茂弘監督の
オールスター映画
おれがやらなきゃ誰がやる

主題歌に酔うなあ
鶴田浩二の助っ人がまたいい