抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-』に投稿された感想・評価

Rily
4.4

ちょうど映画のショットについての本読んでるからその視点で観ちゃったのだけど、4:3のアスペクト比でクローズアップが多かったから、独房の孤独さの強調や観客による感情移入ができる作品だったと思った。その…

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演出を抑えた手法は事実を伝えるにはもってこいだし、それによって逆説的に緊張感も生まれていたと思う。ナラティブ。自分は真実を伝えることに終始するタイプの映画はそんなにハマらないかも。
Lualdi
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イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」

ニコデモは言った。「年をとった者が、どうして生まれることができましょう。もう一度母親の胎…

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物資の受け渡しをする男3人が何度もやってくる。中庭ではバケツを持った女が突如現れ、去っていく。
ブレッソンの作品では人物が何度も画面上を行き来するが、いつも心地よくリズミカルで素晴らしい。この行為の…

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3.8
ネオレアリズモの強い影響を感じる一作。ブレッソンは一流のサスペンス作家であることが良く理解できる。
くそ眠いのに退屈な瞬間が全くない妙。スリの手のムーブの片鱗がすでにある。つなぎの流暢さ
基本無表情だけど、人間そんなに表情変わんないよな
嫌いなポイントがないのが相当すごいことだと最近わかった
Aoyoao
4.2

結末よりも、死刑囚の独白、逡巡、過程に、
焦点をあてた、ロベール・ブレッソン監督の脱獄劇。

抑制の利いたドキュメンタリー・タッチの演出は、
同じテーマのジャック・ベッケル「穴」と対照的。
ベッケル…

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3.5
実話ベースの脱獄劇。脱獄もの、大好き!道具の調達(作成)とか、気の遠くなるような作業、ずっと観てられる。淡々としてるのもブレッソンぽくてよかった。
国茶
3.3
深夜に見たということもあって
ずっと眠かったです。静かだし

でも緊迫感は伝わったかな。

ある人の実際の経験を元に書いたナラティブに基づく話で、それに誠実に作った映画ということで、確かにカメラには、彼を追っていながら殆ど彼が見たものは映されない。話の都合上観客に見せなければいけないもの(…

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