いい映画なのに、ジャケ写真がないのでね。
ジャン•ルノワール監督の遺作。
ルノワールと聞けば思い浮かべるのは、フランスの印象派の画家。そう、息子が撮った作品。
『大いなる幻想』『ピクニック』『…
コメディ色強めだったのでめちゃくちゃ笑いながら見てたけど、実際戦争で捕まったときは自分はどうなるのだろうかと思った。
敵国の捕虜となりながらその国に馴染んでいき、自国での暮らしを忘れてしまうのか、愛…
人はシチューの一口で塀の中の生活に安住し、
女に「自由を求める人が好き」って言われるだけで、脱走するようになる
@早稲田松竹
早稲田松竹クラシックスvol.238/巨匠たちの醍醐味
2024/1…
第二次世界大戦のドイツ軍捕虜施設の構図、バラック、鉄条網、監視塔だけで豊かな映画の記憶に満たされて楽しくなる。現実の戦争の賛美はともかくとして、ヨーロッパの第二次世界大戦は紛れもなく映画の面白さの大…
>>続きを読むルノワール62年の作品。脱走を繰り返す話しは、37年の「大いなる幻影」を思い出させる。だが、本作はかなり力を抜いている感じがする。それが登場人物のキャラを活かした集団劇の面白さがある。伍長を取り巻く…
>>続きを読むドイツ軍の捕虜となったフランス軍兵士たち。繰り返される逃走劇。そしてその滑稽なる逃走劇はことごとく失敗する。脱走して捕まり、また捕虜になる。喜劇として物語を描き、主人公たちの言葉は体制を批判し、皮肉…
>>続きを読む捕えられた伍長
監督:ジャン・ルノワール
製作:1962年
同監督の代表作『大いなる幻影』と同じ脱走という主題を扱いながら、その評価を乗り越えようとした作品というように感じた。第一次世界大戦と第…