捕えられた伍長の作品情報・感想・評価

『捕えられた伍長』に投稿された感想・評価

ルノワール62年の作品。脱走を繰り返す話しは、37年の「大いなる幻影」を思い出させる。だが、本作はかなり力を抜いている感じがする。それが登場人物のキャラを活かした集団劇の面白さがある。伍長を取り巻く…

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ドイツ軍の捕虜となったフランス軍兵士たち。繰り返される逃走劇。そしてその滑稽なる逃走劇はことごとく失敗する。脱走して捕まり、また捕虜になる。喜劇として物語を描き、主人公たちの言葉は体制を批判し、皮肉…

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hoho
3.5
印象的なシーンが何ヶ所かあって、名作と言われるのが分かる感じ。
タイミング的には、かなり疲れてたけど全く眠くはならなかったです。
4.9

捕えられた伍長

監督:ジャン・ルノワール
製作:1962年

同監督の代表作『大いなる幻影』と同じ脱走という主題を扱いながら、その評価を乗り越えようとした作品というように感じた。第一次世界大戦と第…

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昼
-
水曜日のダウンタウン「記憶喪失王決定戦」の野田クリスタルがこれとほとんど同じことをやっていた

脱走ものはだいたい面白いんだが、抜きん出ていた。第二次大戦下、ドイツ軍に捕らわれたフランス軍伍長が幾度も幾度も脱走を繰り返す話。

決して暗い悲惨な世界だけに陥らず、コミカルを交えながら、自由と生へ…

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102
4.2
映画に理屈はいらないという悟り…
言い換えれば、諦めに満ちている。
軽いのか重いのかわからない感覚の豊かさ。

ルノワールって、予算のためか知らないけど、最後はカラーからモノクロに戻ってきてたんだね。それであのラストに映るセーヌの、早朝の時間の人気のない都市に立ちこめる新鮮な空気の感触を、画面に残していった。…

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シニカルなコメディ、月夜の光、あっさり成功。緊張と緩和。おもしろい。
濱口さん三宅さんの解説つき。観る解像度が高すぎる。
r
3.7


夜中にヒッソリ脱走しようとしてドアを開けたら「どうも」って感じでゾロゾロあひる達が入ってきちゃうところ、シュールで最高だった

ゆるゆる脱走劇なのだけどほろ苦い。
バロシェ…

濱口竜介監督×三宅…

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