スリを行う手先の動かし方の官能さ。どの動かし方さえもエロティックなものとして描いている。ピンボールを遊ぶ様子はセックスの表現といえるし。
確かにバレないとは思えないような仕草であるが、一瞬早回しのカ…
君に辿り着くまで、随分と遠回りをした。
【感想】
遺作の《ラルジャン》と比べるとテーマがより青くミニマルだが、個人的にはだからこそむしろ良いと言える。
犯罪行為や牢獄といった社会の外でのみ他者に到…
時系列的には「抵抗」のあとだがその前の「田舎司祭の日記」に近い体感時間の長さに驚く。努力のベクトルが社会一般と異なる、実家に行くには後ろめたさがある、ほんとは止まりたいのに自分がなんともならないから…
>>続きを読む初見。
ここのところブレッソンをぽつぽつと観続けている中でのDVDをレンタルしての鑑賞。
「テンポが良い」ということの見本のような映画。
一つ一つのショットは基本短くて、そこに響く靴音やクルマの走…
傑作。露悪的でない、透き通った官能。
手は、行為者としての人間の象徴だ。
それが人道的なものであれ残酷なものであれ、人間が意志を行動に移す際、必ず手はそこに関わる。
この映画では人間の持つ多面性・多…