鑑賞記録。
うん、なんか実録ものっぽさもある、面白い作品。スリ描写がしっかりとしていてドキュメンタリーっぽさもある。感情表現がとことん抑えられていて、淡々と色んなことが起こっていくのも、独特な面白さ…
スリの手つきがとにかく官能的に描写され、言葉よりも饒舌に語っている様子が印象的だった。
金銭的な利益だけではなく「してはいけないこと」を成し遂げることに美意識とスリルと快感を覚えてしまった時、もは…
劇場版「罪と罰」
警察に対して臆することない特権意識。ラストまで回心しない主人公。犯罪はスリになっているが、「罪と罰」を彷彿とさせる。「罪への意識」と人間回復がテーマの作品。
スリを行う手の動き…
記録用
ロベール・ブレッソン監督作品。
今作は、孤立した男が犯罪を通じて社会と接触し、最終的に関係へと回収されていく。
その骨格にはドストエフスキー の罪と罰がはっきりと流れている。
選ばれた人間…
ロベール・ブレッソンの作品は、無骨なまでにピュアな信仰心を持ったキャラクターを描くことが多い気がする。
例えば『田舎司祭の日記』の若き牧師。
ただし、この『スリ』の場合は主人公のミシェルはそんな…