スリ(掏摸)の作品情報・感想・評価

「スリ(掏摸)」に投稿された感想・評価

ひろ

ひろの感想・評価

2.5
スル時見事な手捌きだけどこれで気付かないもんなの?って感じがしなくもない。
主人公ミシェルがなんか冴えないしハッキリしないしでイラッとした。
やまう

やまうの感想・評価

4.3
片意地を張って受け売りの犯罪理論を語り自己正当化を図る青年に向けられる愛のまなざしが痛い。

フォーカスされてなくても気になる手。

エヴァグリーンの叔母。
Soni

Soniの感想・評価

4.3
ドフトエフスキーの罪と罰やんと思ったら本当に原作がそれだった
就職できずに(せずに?)生活のためにスリをする青年のお話。
ドキュメンタリータッチな雰囲気が妙にリアルで ホントにドキュメンタリーなんじゃないのかなって錯覚する場面も多々あり。

でも普通この手の話って、生活のために泣く泣くスリをせざるを得なくて、良心の呵責に苛まれるみたいな展開を想像すると思うんですけど、この青年全く悪びれてないんですよね。友人や隣人の女性があれこれ気にかけてくれるんですけど、変わる気配ないし。。。
彼なりのスリに対する思いを語る場面もあるんですけど、全く共感できんかった^^;

もちろんタイトルのとおりでスリをやるシーンが沢山出てきます。実際のスリに特訓を受けて撮影に挑んだだけあって手口はあざやか。これが絶対バレるやろってくらいの大胆な動き。これくらい堂々とやるから逆に誰も気づかないんでしょうね~。

理由はどうあれ犯罪には違いない彼の行動。もちろんラストにはちゃんと落ち着くところに落ち着くんですけどね。刑事さんがまたいい人なんです。

これはオススメ。色々と考えさせられる 見応えのある作品でした。
bakuro

bakuroの感想・評価

2.5
「抵抗 死刑囚の手記より」的なものを期待していたら肩透かし。しょぼい犯罪にパッとしない主人公、全体的になんだか冴えない。まあ、退屈するほどではなかったのだけど。ただ、恋愛物として着地してしまったラストには頭を抱える。
notitle

notitleの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

我を特別な者とし、スリを重ねつつも自己肯定を続ける話。本来は見えぬようおこなわれるはずのスリ行為が、魅入る形で、作中、次々と実行される。結局、自分は何者でもない、という受け入れ難き現実をも受け入れさせるのだから、やはり愛って凄いのだろう。
しう

しうの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

実際どの様に意図されて撮られたかは関係ない。
言葉では言及するも掏摸の善悪になど目もくれていないように見える。
競馬場での2度目の行為は危険に気づかなかったわけでも裁きを求めた訳でもない
ただ出来ることをやらずにいれなかった、そんなふうに見える。
本当に老母の金はミシェルが盗ったのだろうか。言葉ではそんなふうに語られてもジャンヌの美しさにただ善だけを見れるような眼は僕にはもう無い。
映らない出来事には真実が無いのが映画ではないか。
ただ自分の感じ方がおかしいのだろうが、ミシェルが母の金を盗ったと言う時、ジャンヌがそれに反応し「そんな」と反応する時何かがひっかかるのだ。
マリカ・グリーンの、マルタン・ラサールの逡巡なのか嘘なのかは分からない。
他のシーンとは違う何かを感じてしまってこんな変な感想を書いている。

ただ喜びのために美しく撮られたあらゆる出来事なのだと思えば物語などどうでも良い。
音でリズムを作り出して、役者がそれに呼応し、運動する。これぞトーキー映画の真髄ですよ!!!大傑作!!!!!
momo

momoの感想・評価

-
ブレッソン〜

真顔〜

機械的な動き〜

3人組になってからのスリまくるときの、こんなスリ方もある、こんなスリ方もある、みたいな見せ方やばい
青山

青山の感想・評価

3.0

「俺はこんなに優れた人間なのに労働なんかしてられんし貧しいのも耐えられんからスリしよ」っていう青年のお話。

私みたいな恵まれた人間が言いづらいですが、貧しいからって定職に就く気ゼロで犯罪に手を染める主人公に全く共感できない......ようでありながら、実際はそういう自分本位な面も人間は持っているのでしょうから気をつけなきゃなと思わされる映画です。
解説によると主人公とヒロインが最後にお互いに向き合うシーンが善と悪との鏡写しということを表してるみたいなこと言ってました。私にはそういう抽象的な芸術は難しかったのかなと思います。
あ、スリのシーンは緊迫感があって良かったです。
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