このレビューはネタバレを含みます
黒沢清監督の本から
僕も全部理解してないけれど、
しっかりと想像しないとただ「つまらない」という感想を言う人が増えそうな映画でした。
ラルジャンは、自分の知識、理解力、想像力が無いと勿体無いよ…
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手と扉、そして環境音が生み出すリズムによって川の流れようにラストへと運ばれてしまう。
金属のように比重が重い。85分にみちみちに詰まっている。
抑制された語りの向こう側に隠れている情動を感じた。特に…
ロベール•ブレッソン監督
そうなるしか他にない、みたいなことってやっぱりある
とっても些細なことから始まる、とっても大変な事態は収束がつかない
ピアノの端に置いたワイングラスが倒れなくてはならない…
今週末公開の黒沢清氏の新作cloudの予告に
本作のオマージュっぽいカットがいくつかあったように
思ったので改めて観直してみた。
たった1人の過ちであり間違いであり
「悪」であり「呪い」が
あっとい…
何処にカメラを置いて何を撮るのか、引きの少ない断片的なショットの繋ぎで、シンプルに人を惹きつける芸術になるとは。獄中で囚人が放った言葉が印象深い。ショットに威力があれば、もしかして多くのセリフはなく…
>>続きを読むジャケットのおしゃれさに惹かれ、トルストイってなんだっけ?と思いつつ鑑賞。
一定のリズムで淡々と話が進むが、その淡々の中に人生を狂わせる不条理が潜んでいると思うと背筋が凍る。
衝撃的なシーンをあえて…