「あることを考えている時、いつも他のことを考えている。ほかのことを考えずに何かを考えることなどできない」
ゴダール最終回かと思った。
レストランでプロデューサーみたいなやつらが会話している場面での…
ある若き映画監督を通して、大人になるという主題を突き詰める。アメリカ=ハリウッド主義の表層のスペクタクルしかない空疎さはその歴史の無さゆえにいくらでも肥大化する。ブラジルだってメキシコだってカナダだ…
>>続きを読むある事柄について,公文書作成,石像噴水,煙草マジック,電車掃除,愛について,船,肩.毛,エドガーの旅,アーカイブ.昔の記録=保存資料,波,ヘリ,ずっと昔,赤いオーケストラ,車窓.車ライト,後頭部.海…
>>続きを読むリュミエール兄弟にまで回帰したのかと錯覚するほどの、スタンダード・サイズのモノクロームで映しだされるパリの風景。人々。車。電車。川。夜。
デジタルの鮮烈なカラーも美しい。
淀みない愛と事柄についての…
ゴダールにとってパリは白黒の街なのだろうか。
初期の作品を除き、ゴダールには白黒映画が少ないことに気付いた。そして晩年になると、彼はパリの街を撮らなくなるので、前半のモノクロのパリの街並みが新鮮でか…
『シネマトグラフ覚書』から「感情が事件を導くべきだ」というブレッソンの言葉が引用されている。ゴダールも『イメージの本』でsentimentと言っているその源流にブレッソンがあるのか。
列車内部のショ…
21世紀に入って、最初のゴダール映画となった作品です。
モノクロからカラー、現実から夢、記憶へと流れていく感覚が難解でありつつ、なぜか清々しいものが感じられる映画です。
映画における技術の発達と人間…