「愛」を主題に据えたゴダールの新しい映画表現。
本作は、大きく二部構成によって成り立っている。
第1部はモノクロフィルムで撮影され、「現在」の時間を描く。陰影に富んだモノクロームの映像の中で、パリ…
愛の世紀
映像が白黒からカラーに変わるのがすごい映画らしいが、正直ピンときてない。まあ、物語が良い映画として評価をするべきではないだろう。
「ゴダール」という名前だけで見てみることにしたが、実験映…
ある事柄について,公文書作成,石像噴水,煙草マジック,電車掃除,愛について,船,肩.毛,エドガーの旅,アーカイブ.昔の記録=保存資料,波,ヘリ,ずっと昔,赤いオーケストラ,車窓.車ライト,後頭部.海…
>>続きを読むリュミエール兄弟にまで回帰したのかと錯覚するほどの、スタンダード・サイズのモノクロームで映しだされるパリの風景。人々。車。電車。川。夜。
デジタルの鮮烈なカラーも美しい。
淀みない愛と事柄についての…
ゴダールにとってパリは白黒の街なのだろうか。
初期の作品を除き、ゴダールには白黒映画が少ないことに気付いた。そして晩年になると、彼はパリの街を撮らなくなるので、前半のモノクロのパリの街並みが新鮮でか…
『シネマトグラフ覚書』から「感情が事件を導くべきだ」というブレッソンの言葉が引用されている。ゴダールも『イメージの本』でsentimentと言っているその源流にブレッソンがあるのか。
列車内部のショ…
21世紀に入って、最初のゴダール映画となった作品です。
モノクロからカラー、現実から夢、記憶へと流れていく感覚が難解でありつつ、なぜか清々しいものが感じられる映画です。
映画における技術の発達と人間…
《あることを考える/あることを考えるときー/実際は/いつも ほかのことを考えている/ほかのことを考えずにー/何かを考えることなどできない/たとえばー/新しい風景を見たとしよう/その“新しさ”はー/自…
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