フィルムのシミ、映画が奥行から平面的なフィルムとして露出します。映画を再生することの動作性やフィルムの物質性。現在の不在の空間に雨や風と同じように現れる存在は演劇のようでもあって舞台装置としてのカメ…
>>続きを読む"60年以上も前に失踪した映像作家が遺した、家族映画の登場人物が亡霊として甦る"
以前にDVDで一度鑑賞し、感動してなかなか忘れられなかった作品。
簡単に手が出せるような値段ではないのでずっと躊躇…
フィルムによる記憶と時間の再構築。
初めはボーッと観ていたがどんどん惹き込まれ、亡霊の浮遊が如き体験だった。実験的でありながらも、フィルムへの愛が滲み出ていたのでどこか素朴さもある。
古くてgli…
再見。超絶大傑作。奇跡のような作品と同時に映画の(映像の)持つ力の深淵を覗いてるような作品でもあり感動と恐怖が同時に押し寄せてくる。『イニスフリー』もそうだったがゲリンは““今ここにない確にそこにあ…
>>続きを読む3年前に鑑賞した作品だが再鑑賞。
初鑑賞時にはこの映画がどういう映画かほとんど分からなくて( ゚д゚)ポカーンだったけど、どういう映画か分かった状態での鑑賞なので、初見ほど面食らうことはなかった。…
映画を作るプロセスから、映像記録の素晴らしさを主張しているように感じた。
音と映像だけで内容を語るのはやや説明的な窮屈さを感じてしまったところはあり、逆に言えばそういった目線自体が良くないのでは?と…