フィルムによる記憶と時間の再構築。
初めはボーッと観ていたがどんどん惹き込まれ、亡霊の浮遊が如き体験だった。実験的でありながらも、フィルムへの愛が滲み出ていたのでどこか素朴さもある。
古くてgli…
再見。超絶大傑作。奇跡のような作品と同時に映画の(映像の)持つ力の深淵を覗いてるような作品でもあり感動と恐怖が同時に押し寄せてくる。『イニスフリー』もそうだったがゲリンは““今ここにない確にそこにあ…
>>続きを読む3年前に鑑賞した作品だが再鑑賞。
初鑑賞時にはこの映画がどういう映画かほとんど分からなくて( ゚д゚)ポカーンだったけど、どういう映画か分かった状態での鑑賞なので、初見ほど面食らうことはなかった。…
映画を作るプロセスから、映像記録の素晴らしさを主張しているように感じた。
音と映像だけで内容を語るのはやや説明的な窮屈さを感じてしまったところはあり、逆に言えばそういった目線自体が良くないのでは?と…
精神世界の記憶の映像を、芸術的に閉じ込めたような映画。
メカスや佐藤真を思い出さずにはいられなかった。
永遠に過ぎゆく時間の中で蓄積されてゆく記憶がより愛おしくなり、そして映画という媒体がより好き…
映画を構成する光、影、音のみで語られる凄まじく陶酔する幻想、幽霊が蜃気楼のように立ち昇り在りし日を追憶するメモリアルな記録があまりに美しい。確かにそこにあった記憶を拾い集め、フィルムの再生と停止を繰…
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