ありきたりの映画の作品情報・感想・評価

ありきたりの映画1968年製作の映画)

UN FILM COMME LES AUTRES

製作国:

上映時間:107分

ジャンル:

3.0

『ありきたりの映画』に投稿された感想・評価

3.2

学生たちが政治について語り合うお話

ジガ・ヴェルトフ集団第一作目。噂には聞いてたけど本当に語り合うだけでウケた。説話的な映画形式を徹底的に排除した先に辿り着いたものの一つというか、ストローブ=ユイ…

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余熱
2.0
実験的すぎる。映像そのものが映画の起源ではあるんだろうが、戦争についての語りが聞いててもつまらない。映画として僕は見られなかったな。
クリスマルケルが映したものは農村の緑と昭和の肉体
三里塚の夏とは違う
折れそうな腕と枯れた色の混じった野原

ストローブ=ユイレが絶賛したジガ・ヴェルトフ集団の第一作。

大学生3人と労働者2人は会話を映画に、ゴダールのナレーションに遮られまくり、記録映像を被される。

『ワン・プラス・ワン』のような被写体…

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えぬ
-

顔がはっきりとはわからない距離感なのは、個人に昇華させないためな気がする。総体としての声。だから別に映像にそこまで意味はないし、意味があるなら、映像と音の非同期くらい。あの68年あたりのモノクロのフ…

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T0T
-

2024.8.5 47-64

知識人(学生や教授)と階級闘争の議論が音声として流れており、その上に誰が話しているのか、どこを見れば良いのかわからない映像と68年の運動の映像資料が流れている、ように…

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3.0

五月危機突入後のデモ内部、入り交じった階級意識による思想対立がストローブ=ユイレの如きミニマルさで紡がれていく。わざと退屈な映画を撮ってる政治の季節、そういった意味では代表格レベルにつまらんぞ(褒め…

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-



【ジャン=リュック・ゴダール】
2010年存命する最高の映画監督ランキング 50人 (米誌「PASTE」 発表)第2位。
Rin
-

(別媒体から感想を転記)

2024/05/18
JLG全部観る15本目。ゴダールが立ち上げた政治映画製作グループ、ジガ・ヴェルトフ集団の第1作とのこと。タイトルの通り、この映画が他の映画と同様に一…

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4.0
 半分聞き流してぼーっと映像の編集を見ているだけでも楽しい。確かにこの映画は字幕を消した方がいい。フランス語ネイティブだとより素晴しく感じるのかもしれない。

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