ご飯の湯気が見えなくても、それが見える様な感じ。
ご飯の音もガツガツではなくて、もぐもぐ(実際はガツガツ食べたくなる)。
そして、南極の話しだけど茶柱が立ったお茶をすすった気分になる様な、ほっこりと…
おじさんたちがわちゃわちゃしているのを楽しめるかどうか、僕は楽しめた。
「いい歳してはしゃいで・・・いいなぁ」と羨ましく感じた。
これがおじさんではなく女性もっとあるいは若い男性だったら、さらに言え…
海上保安庁の巡視船厨房で働く西村淳は、南極大陸のドームふじ基地に派遣された。課せられた任務は、隊員8名の毎日の食事を作ること。
個性豊かなメンバーと送る、過酷でユルめな南極ライフ。
僕の大好きな沖…
事実上、一時的異世界転生もの。
宇宙空間とほぼ同じであろう環境。
のほほんとした風に描かれてるけど、精神的ストレスで狂っちゃう人もそりゃ出てくるわと、想像だけでも共感。
ただ、タイトルの通り、食べ物…
きっと学生生活に似ていて、いる時は早く帰りたい抜け出したい!って思うけどいざ終わるとなると寂しくて楽しかったことばかり思い出して、もう戻ることはない日常。
でも人生ってこういう場面の連続なんだよな〜…
(C)2009『南極料理人』製作委員会