ウディ・アレンの影と霧の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ウディ・アレンの影と霧』に投稿された感想・評価

ノノ
3.7

序盤ベルイマンの『道化師の夜』っぽくてその後売春宿ではカサヴェテスっぽくて、霧だらけの夜の街はオーソンウェルズっぽい影の演出で、なのに会話のテンポとか人物の可笑しさはちゃんとウディアレン。映画は自由…

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4.0

カリガリと思ったらチャップリン、ベルイマン…でもやっぱりウディ。ゴードンウィリスの撮影も相変わらずうっとりしてしまう。話はそんなに深々と考えさせられるものはなかったけど、観てるだけで楽しい。結局霧の…

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yuki
-
"人は幻想が好き 空気が必要なように"

深夜鑑賞にぴったりの良作

かなり不快な不条理劇。
舞台を明言していないが、20年代の出来事と言うだけあって明らかにナチス台頭以前のドイツなんだろうなぁ、と思わされながら観ていた。
(映像的な元ネタの一つに、ドイツ表現主義があ…

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ウディ・アレンらしい軽妙洒脱な脚本と、深い陰影のモノクロ撮影とのアンバランスさが面白い。異様に豪華な出演陣だが、アレン作品に出演するのが一つのバロメーターとなっていった時代なのだろうか。演者のレベル…

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雰囲気が良かった。
何も考えたくない時や観るものが思い付かなかった時も、ウディ・アレンは良い。
俺はウディ・アレンのファン。

ずっと薄暗く、湿度と霧に包まれた状態

全体的にはミステリー調が覆いかぶさる

ストーリーは取り立てて言うこともないくらい
あちらこちらで発生するショート・ショート
プチコメディの積み重ね

そんな…

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TakaKo
3.7
「審判」?はたまた「アフターアワーズ」?
若き日のジョンシーライリーが一瞬でてた。

とりあえず豪華キャスト。ほとんどがちょっとしか出ないので気づかなかった人たちもいた。

霧立ち込める真夜中のちょっとした話。
人が死んでる以上、絞殺魔は実在しているんだろうが終盤急に煙にまかれる。

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アレンの新作は、殺人鬼が徘徊する深夜の街を逃げ惑うアレン。カフカ的迷宮。フェリーニ好みのサーカスなど、を交えた陰影に富んだ映像の作品。ミステリーとも、スリラーとも違う味わい。
シャンテシネにて

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