蛇の卵の作品情報・感想・評価

『蛇の卵』に投稿された感想・評価

これまたベルイマンにしては異色の作品。ドイツ舞台でけっこうお金出してもらって豪華なセット組んだらしい。ベルイマンはこの頃スウェーデンから脱税疑惑かけられて怒って国外出てた時期らしい。最初はパリ行った…

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ベルイマンの中では毛色が違う映画でサスペンススリラーっぽくて面白い。
ストーリーは違うが時代と舞台が同じ陰鬱ミステリー「ヒンターラント(2021)」を思い出した。あれも面白かったね。

舞台は第一次…

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ノノ
3.7

想像より政治的な内容のサスペンスでベルイマンっぽくない異色作だがそれなりに面白かった。キャバレーの店主が愛国青年集団にバチボコに殴られるシーン、店主はフレームの外でアベルだけが映されている構図がより…

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ベルイマン監督と言うと、どうも少し難しい芸術作品を創るイメージが強いが、この映画は社会派サスペンスに仕上がっていて充分楽しめた。タイトルの”蛇の卵”が何を暗示しているか語られるシーンはゾクッとするが…

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今まで見たベルイマンの映画とはたぶん違うことしてるんだろな。時代背景知らんしあんまり分からなかった。1976年にベルイマンが脱税の容疑で逮捕され釈放されたもののショックで入院したらしく分かりやすく反…

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Eirain
3.0

スウェーデンの名匠イングマール・ベルイマン、4本目。(少々間が空いてしまったが、)『第七の封印』、『野いちご』、『処女の泉』に続き鑑賞。

舞台は、第一次世界大戦敗戦後の大不況にあえぐドイツ、ベルリ…

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ベルイマン唯一のハリウッド作。舞台はドイツ、モダンとドイツ表現主義の融和。

裏切りの連続とえげつない二重構造。映画そのものによる、映画内で起こることの再現。オープニングもエンディングも最高。

THE SERPENT'S EGG/1977年/119分
アメリカ/ドイツ
脚本・監督/ イングマール・ベルイマン
出演/ リヴ・ウルマン(マヌエラ・ローゼンバーグ)/ デヴィッド・キャラダイ…

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#蛇の卵
未来(1977)からみた1920年代、ドイツの絶望と狂気への胎動。
アリメカ資本を手に入れ、びっくりするほど豪華なセットは、一見ベルイマン作品とは思えない賑やかさだが、フォーカスしてみる…

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3.6

未来に希望がない。

空中ブランコ乗りの男アベルは兄が自殺した姿を目撃する。アベルは兄の元妻マリエラと生活するようになるが…

ベルイマンが脱税で逮捕された後、母国を離れドイツで撮影された本作。言語…

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