デスペア 光明への旅の作品情報・感想・評価

『デスペア 光明への旅』に投稿された感想・評価

ナボコフの原作は未読。主人公ヘルマン・ヘルマンは妻の浮気やら大恐慌やらナチスによるユダヤ人迫害やらでどんどん抑鬱が進み、今の生活を捨ててドイツから脱出する事を夢見ている。ドッペルゲンガーをテーマとし…

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benno

bennoの感想・評価

4.0

ファスビンダー × ナボコフ
     × ダーク・ボガード

この組み合わせ…
面白く無いわけがない!!

原作ナボコフの『絶望』は完読…所謂メタフィクション…

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ファスビンダ-監督が自選する自作ベストの3位。主人公が人生の繰り返しに飽き飽きし、人生をリセットして別の人間に成りすまそうとする話。アールデコ調の屋敷で家具やガラ越しの画を檻のように見立てている。監…

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ボガードといえば私にとってはロージーで、ロージーといえば「Mr.Klein」(パリの灯は遠く)という映画がありまして、
それも舞台は戦時下、存在しない(であろう)doubleに追われるという物語なの…

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ゆべし

ゆべしの感想・評価

3.5

ファスビンダーXダーク・ボガード主演という事でずっと観たかった作品。退屈な日常と愚かな妻にうんざりして、相変わらず中年危機に瀕しているダーク・ボガードが自分にそっくりの男と出会い、自分の身代わりにそ…

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ウラジミール・ナバコフ原作。
チョコレート工場の社長を務めるヘルマンヘルマンはロシア移民のユダヤ系ドイツ人。ワイマール共和国でナチスが徐々に支持を拡大していく時代に、彼は自分の存在を消してしまいたい…

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甲冑

甲冑の感想・評価

5.0

kogel mogelを作るオープニングから鷲掴み。バルハウス映像とラーベン音楽の絡み付きが極まっており、終盤の内面世界と現実が混在する編集にはこういう作劇を飛び越える感覚こそファスビンダーの真骨頂…

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実は西ドイツ三部作前後のファスビンダー作品はそれ以前と比べたら苦手な作風に変わったと感じてはいたのだけど、その兆しがある意味で最も顕著に見られる作品。

というのもファスビンダーはこの頃、というより…

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アテフラのファスビンダー特集にて。

別人になりすましたつもりだが全く似てないギャグ?映画でファスビンダーの中では一番好きかもしれない。
鑑賞した4年後に思い出そうとしたら、何も思い出せない…こまった
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