妖艶かつ妖しさを漂わせる余貴美子の存在感が光っていた。
竹中直人に関して、出来る人だからこそ狂気をはらんだハードボイルド感をもう少し前に押し出していればと感じた。
作品としては全く違うが出演者の顔触…
投げつけられる薔薇の花束に仙道も冷静になっちゃうシーンが良い。
「死んでもいい」でも思ったんだけど、登場人物の誰に対しても嫌悪感なく観られるのは監督の愛ゆえなのかな。
名美の部屋に飾られていた絵が印…
映画館で再見。絶命してから恒例の「魂主観ショット」で村木の家に辿り着いた名美は、死してやっと意中の男と結ばれた……ようにも受け取れるが、本当にそうだろうか?「電話口の声が優しかった」とは言うが、腐れ…
>>続きを読むエロスとタナトスを寸分の狂いもなく具現化した艶やかな石井隆劇場に猛烈に惹きつけられる。東京の影から逃れられないフィルムノワールで、全てが脆くも美しく、暴力により清算されていく。遣る瀬無い世界の狭間で…
>>続きを読むやっぱり若いチンピラの椎名桔平めちゃ好き。いきなり叫び出してバキバキの目でネオンライトを見つめたり、とてつもない勢いで女殴ったり、撃たれた後に指ぃ〜って叫んだり…笑えるし見ていて飽きない。寂しい東京…
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