落語「芝浜」と「番町皿屋敷」を掛け合わせたストーリーで、江戸っ子と旗本の錦之助2役。
ニートでシスコンの錦之助が酔って大暴れ!べらんめぇ口調が合うね〜
からの旗本でキリッとする錦之助のメリハリ感
借…
「芝浜」と「番長皿屋敷」の合体と言えば聞こえはいいが、実質単なるオムニバスだな…この時期流行った時代劇スターの二役もほぼ意味なし。
「芝浜」パートのセットにしか見えないのに醸し出る夫婦のリアリティ…
『芝浜』と『番町皿屋敷』をミックスさせたストーリーのため、やや強引なところもある。芝浜は酒を飲まない話で、夢になっちまうがキーになるが、夢であって欲しいと思いながら禁酒を破る訳で、その部分のロジック…
>>続きを読む皿屋敷(含「魚屋宗五郎=新皿屋舗月雨暈」)と芝浜のミックス。ところどころ不吉な種が蒔かれているので、タイトルから想像されるヌケのいい話ではない。
錦之助の技術を見るには申し分ない。町人と武士の演じ分…
「(小判の落ちた音を聞いて)聞いたことのない音がしたなぁ」
「あの婆さんおっ死んじまったってことは俺たちの借金も棒引きだよ、なぁ、目出鯛よ! 飲み行こう飲みに」
「もうめんどくせえから死んじまお…
芝浜と番町皿屋敷それぞれのパートが完全に分離しているので大したシナリオではないと思うが、芝浜のコミカルな改心劇を血と怨嗟がうずまく番町皿屋敷で塗りつぶしていく勢いには眼を見張る。止めた酒を呑んでも酔…
>>続きを読む落語の「芝浜」と「番町皿屋敷」から材をとった成澤昌茂の脚本を、マキノ雅弘が監督した時代劇。錦之助が魚屋と旗本播磨の二役。まさに、その二つの話を構成しただけの脚本により、マキノ節が封じられたかのような…
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