身分の違う二人がお互いに成り代わって行動する…『取りかえばや物語』など古代からのよくあるパターンのストーリーが澤島忠監督のスピーディーな語り口と黒澤明監督の参謀役的存在でもある小国英雄の娯楽のポイン…
>>続きを読む《どうもすみません》
〝魚河岸は元旦は休みになっておりまして〟〝何言ってるのよ変なこと言わないでよ。年始回りで遅くなったから怒ってるんでしょ?〟〝お前お仲か?〟〝あら、お前さん本当に見違えたの?〟
…
監督、主演は一心太助シリーズのままで
脚本、脇役、設定などは変更ありの本作
本作での“現在”は前作より過去みたいで、家光公はまだ将軍ではなく“お世継ぎ”という立場だし
彦左衛門爺は前回亡くなったの…
太助のぎこちない足取りで刺客の罠を切り抜けるのも家光の動じなさで魚河岸の賑わいを制する様子も面白い。入れ替わりの設定で錦之助の静動両方の振る舞いを際立たせる上質な人情コメディ。
彦左衛門のキャステ…
中村錦之助の二役の見事な演じ分け
庶民の幸せ。いいなあ。
威勢のいい人々。
兄弟。
同じ沢島忠監督の「暴れん坊兄弟」と同じく、中村嘉葎雄が弟として活躍してうれしい。
大久保彦左衛門は、進藤英太…
一心太助の四作目として月形龍之介さんに変わり、進藤英太郎さんがじいじを。
四作目だからと言ってあなどるべからず。
素晴らしい作品でした。
中村賀津雄さんの役どころも、とてもよく殺陣も気合いが入って…