仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリの作品情報・感想・評価

「仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」に投稿された感想・評価

U

Uの感想・評価

3.0
メモリを入れ替えまくってのバトルがめっさワクワクした。フィリップのいろんな感情が見られたのもよかった。クライマックスで主題歌が流れた時はさすがにテンションあがった!

このレビューはネタバレを含みます

「仮面ライダーW」の劇場映画版。
いわゆる夏映画で、一つ前の「ディケイド」からTVシリーズ終盤に、
この夏映画のタイミングになったので、ちょっと調子が変わった感じはある。
最終フォームも既に登場し、本編最終回の手前の出来事として、
今作のような大規模な事件が描写される形になっている。

今作は、仮面ライダーVSテロリストというシナリオで、
冒頭あたりで風都タワーが占拠されるという、
凄く日本のドラマ映画っぽい場面に始まる。

事件の首謀者・大道克己は主人公たち同様に「仮面ライダー」へと変身する能力を持つ。
平成ライダー第一期シリーズでは度々見られた「悪の仮面ライダー」だが、
この「仮面ライダーW」では初登場。
てっきり今作は最後まで一切出さないのかと思ったので、悪のライダーの登場には驚いた。
(二号ライダーすら出さずに走り切ると思ってたのでTVでのアクセル登場でも驚いたが)

そこで本作における「仮面ライダー」の定義が「街を守るヒーローに街の人がつけた名前」となっている為、
「仮面ライダーはこの街の希望だ、戦争屋なんかが名乗っていい名前じゃねえ」という台詞を返されるが、
Wの世界観での意味合いがどうあれ、「仮面ライダー」があらゆる物を包括するシリーズである以上、
ちょっとこの言葉が引っかかった。
昭和ファンから見ると確かに悪人が仮面ライダーを名乗る事に抵抗があるかもしれないが、
反面で平成初期の頃に子供だった身としては、とうに「あれはあれでアリ」と受け入れている。
そこでこういう台詞が出てきて、再び「仮面ライダーはヒーロー」に引き戻そうとしているようで、
ちょっと前の数年分の意識もあって困惑する。

物語の質は正直、「街の中の探偵」というコンセプトのTVより派手ではあるものの、
そこがまたちょっとギャップがあるなとも感じた。
Wはシンプルな娯楽話やギャグを交えた小規模な話は面白いんだけど、
園咲家とかガイアインパクトとかが関わって、
ドロドロした野望の話や風都外に関わるエピソードをやってしまうと、
途端にまったく面白く感じられなくなり、
当時からTV後半も全く面白いと思わなかった。
今作もそんな中でやっぱりイマイチに思えてしまった。

そのうえ、肝心なところで入り込めなかった脚本・演出が多々ある。
たとえば、「ガイアメモリを見つけたら10億やる」と克己が告げるシーンだが、
ここで彼らがその10億の束を人々の前に提示するとか、
わかりやすく人々の欲望を刺激する手法を示したのなら納得はできるが、
本当に口約束同然のあの言葉だけで突飛な額を信じて、
血眼になってメモリを探して争い合う人々はリアリティを感じなかった。
そこで、「人間は悪魔」みたいな事を言われても、
前提となる人間の思考回路がおかしすぎて、
いまいち彼らに悪としての魅力や悲哀を感じない。

更には、映画本編での風都民の描写の印象が、
この10億争奪の場面や、
T2ガイアメモリで暴走してドーパントとなる場面、
といった負の場面で目立ってしまい、
その後の「風都民の祈りが風を起こす」という描写も、
TV版込みで見ないとカタルシスが薄く、
ここまでにもっと「善」の描写を踏まえるべきだったと思う。
ひとつの映画としてまだそれを詰め込める尺はあったように思う。

尤も、個人的には、仮面ライダーWが人々の祈りでパワーアップというのも、
仮面ライダー映画としてはあまり頂けなかったりする。
あれはウルトラシリーズやプリキュアシリーズではよくある場面で、
そちらはご都合主義でも結構好きだし燃えるものではある。

ただし、前提として仮面ライダーシリーズは、
それまでそういう展開をやらずにやって来たのもあるし、
そこはウルトラシリーズ等への意識もあっての事だと思う。
ウルトラ、戦隊に加えて、ライダーまでそれをやってしまうと、
なんだか違うなと感じてしまう。
他のヒーロー映画にあるぶん、「ライダーでは新しい作風」とも言い難い。
王道と呼ぶにも、もう少し丁寧であるからこそ、
盛り上がるのが王道であると思う。

あと、「風を受ける事でパワーアップ」と、
初代をオマージュしつつ、奇跡に理屈をつけたのも、
そういうのは別にいらないと思えてしまい、
燃えるというよりはむしろあの場面で冷めてしまった。
ガイアメモリという設定の特性なんだけど、
「どうとでも理屈をつけられてしまう」ので、
論理の積み重ねや設定の拾い方による面白さはあまりない。
ジョーカーメモリとの惹かれ方とかもそう感じてしまう。
他にも、逆に何の理屈もなく故・鳴海壮吉が、
ロストドライバーを置いて去っていく場面など、
盛り上げる場面への繋げ方に、燃やしてくれるだけの論理がない。
そんな中で、「王道」という評価とのギャップは強く感じてしまう。

今作のドラマの一つである「息子と母のすれ違い」は、
Wらしいかなりシンプルな人情ドラマで、ここをあまり掘り下げなかったのは良かったように思うが、
フィリップが母性を感じるマリアというキャラクターが、「熟女好き向け熟女」すぎる。
もう少しソフトな感じじゃないと、なんか生々しいし、
シュラウドも包帯補正で若々しく見えてただけに、
ここでも割とギャップを感じる。
そのせいで「熟女出したかっただけでは?」という気持ちになる部分もある。
正直、Wの中で登場する女性、TVも含めてまったく好みに合わないというか、
多くの子供向けヒーロー番組で見たタイプと何かが違うように思えた。
翔太郎、フィリップ、照井、亜樹子といった善玉側のキャラクターは純粋なヒーローものらしい顔立ちなのに対し、
園咲家の女性陣や井坂を含め、他がわりと深夜放送の探偵ドラマのような顔なのが奇妙に映る。

良かったのは、大道克己を演じる松岡充の演技。
ちょっと巻き舌っぽく喋るところは独特だった。
それから、エンディング曲「W」も悲哀のある曲で、
これを聞いたりVシネマを見たりする事で、
ちょっと克己というキャラクターに本編描写以上の感慨が湧く。
それでようやくファンのエターナルへの熱意には、
納得がいくところまでは来た。

しかし、当時の段階で人気だったのは不思議というか、
この作品のファンのあらゆる熱意を5年以上見てきた中でも、
作品自体への好評には、いまだあまり納得のできない作品である。
エターナルにもうちょい場を持たせてあげて…😭
でも、ワクワク感は最高
仮面ライダーの映画ではこれがベスト。ケレン味たっぷりの燃える展開てんこ盛り。これこれ!
nzmelove

nzmeloveの感想・評価

3.4
フィリップ君がだんだん人間味を帯びていて、感情が出ていて良かった!初回の棒読みどうなるかと思ったけど、先輩にこの映画を観たら全てが繋がってすだくんの演技力にびっくりするよと言われ鑑賞。正解!
太郎

太郎の感想・評価

3.9
良かったです。
脚本さすが。
ダブルの変身は良いなー。ベタの天才。
yh

yhの感想・評価

3.6
なんでここまで名作扱いか謎。最後の展開とか昭和かよって感じで苦笑
名作とされるテレビ本編も2話完結スタイルと軽すぎる感じがあまり好きでなかったからかもしれないが。
アクションと松岡充のエターナルはかっこよかった。
メタ

メタの感想・評価

3.8
「どうやら切り札は常に俺の所にくるようだぜ!」

ピンチに陥るも, ジョーカーメモリを手にする左翔太郎.
最高にかっこいい演出.

平成仮面ライダーシリーズでも屈指の名シーンではないでしょうか.

仮面ライダージョーカーのデザインが大好き.
ポプ子

ポプ子の感想・評価

4.0
若かりし頃の菅田将暉目的で観たけど、相変わらず菅田将暉がかっこいい。

仮面ライダー全然知らないけど普通に面白かった。

変身ベルト欲しくなってきた。
sumicco

sumiccoの感想・評価

4.5
記録し忘れていたので。
平成シリーズ最高の出来と言っても過言ではない。
菅田将暉くんとても売れっ子になってしまって嬉しいやら寂しいやら…笑。
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