亀虫の作品情報・感想・評価

「亀虫」に投稿された感想・評価

薦められて観たけど、面白い。確かに面白い。自主ならではって感じだけど、この感じでちゃんと商業映画として作っても面白いと思った。
重層的に畳み掛けるナレーションとクレジットで流れる曲とひこひこさんとたかおや良し
なんか観てしまう魅力がある

おもいっきり「私妖精だった」だと思ってたし、確かに妖精っぽいからこの解釈を許容してほしい
あらき

あらきの感想・評価

4.0
クレジットに魚喃キリコと青山真治
音楽よい、テンポもよいし面白い
たかお、知り合いにかなりそっくり
ある人達の日常をシュールな映像、ストーリーでショートショートで描いてる。(シュールで適切かはわからない)何だかわからない。この1時間をマイクラに費やした方が良かったかもしれないけど、観なきゃ始まらないわけだから観て良かった。
2017年12月鑑賞。
矢口史靖と鈴木卓爾のワンピース。
三宅唱の無言日記。
大力・三浦監督の作品。
みたいにライフワーク的にカメラを回して作られた作品の面白さってなんなんだろう。
人物造形のセンスとちょいエロを感じさせるのがすごいな。
mehr

mehrの感想・評価

3.2
しゅーーーる。
レッドロブスター。

冨永監督と中原昌也さんのオーディオコメンタリーで、中原さんが何かをくっちゃくっちゃ食べながら、杉山ひこひこさんをディスってる(愛ある)のめっちゃ笑った。
「なんでこいつ名優気取りなんだよ、殺した方がいいよ、役の中で←優しい」

マーク777本目だ!
これが777本目かい!(笑)
どういう意味なのかわからない。

他の人のレビューを見てると特に意味はないだろうとしてる 人が多いようだけど
僕としては村上春樹の短編に近い、何か奥深いテーマがあるように感じた。

60分とは思えない濃密さを持つ映画。
ミニマルな環境でも展開される冨永ワールド。
かなり即興的にやっているとコメンタリーで言っているからか、話が四方八方に飛んでいく。
kunico

kunicoの感想・評価

3.0
冨永監督初期作品。
つかみ所のない登場人物、シュールな会話、ちょっとの暴力と少しのエロ。
昔から冨永さんは冨永さんなんだな〜と。

「亀虫」を中心とする人物を描くオムニバスなんだけど、一つ目のストーリーがとても面白い。
意味もない会話をよくもこうセンス良くダラダラと続けられるなあ!笑

先日ちば映画祭にて冨永監督のショートフィルム「悪友の面影」を観たのですが(残念ながらフィルマークスには登録されていない作品)、キレッキレの14分で、そしてやっぱり訳の分からない、でも脳裏に焼きついてしょうがないセリフがあった。
その作品と今作を見比べてみると明らかにパワーアップしていて、この監督の作品はずっと見続けていきたいと再確認できた。

10分で堪能できる濃厚すぎる世界観!
DVDでみたけど、オーディオコメンタリーでの中原昌也との会話が最高におもしろい。(中原昌也はなにかをくちゃくちゃ食いながらしゃべってる)
そのオーディオコメンタリーは制作の細かいところ、手法やアイディアなど語っていたが、どうやら実験的に作った部分が大きいみたい。
とくに最初の独白のナレーションの音をパンで振ったりとか、実験的にやったみたことらしい。それがすごいおもしろい効果を生んでる。
それから蛇口の排水溝に血が流れる絵がアップになるカットがあるけど、それを中原が「サイコ(ヒッチコックの)だ」と指摘するも、冨永は「あ!たしかに」と意図していなかったもよう。
意外と無意識に作っている部分が多いのかなという印象を受けた。


冒頭の好きなシーン。
主人公タカオは妻と喧嘩をしている。タカオは喧嘩のために用意していた言葉「不埒な女だよ」(ゴルゴ13からの引用)を妻に放つ。
何回かやり取りのあと、
「私陽性だった」と妻。

この「私陽性だった」を「私妖精だった」と聞いたとしても差し支えないような、台詞のタイミングと表情。それがたまらなくおかしい。
この不思議な会話劇と、実験的だけど味のある演出(音やナレーションによる)がとても魅力的な作品。何度も見返している。

5つのショートストーリーからなる作品。
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