植木等が結局最後まで素性が分からないのに、最後の最後で全てが丸く収まるというまさかのデウスエクスマキナ。ドタバタ・コメディなんだけど1962年・東京の大企業でサラリーマンという職業は当時としては大衆…
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潔くて小気味よくてデタラメに面白い。言うまでもなく昭和の勢いがあってこそ作れた映画だとは思うけど、作る側に姑息さがまったくないのがすばらしい。小賢しい演出、陳腐な…
同じクレイジーキャッツのハナ肇主演作『馬鹿まるだし』(監督山田洋次)では松竹らしく庶民の側から不合理な世界を描いていたが、本作は高度成長期を舞台にしたサラリーマンの出世ミュージカル喜劇。
主演の植…
いろいろ適当で雑なんだけど、細かいところはど~でも良いんだよ!っいうくらいの押しきりかたが、とても爽快。
由利徹のエロ親父のコメディ演技は何時も通りだけど、田崎潤が社長室でラジオの浪曲に気持ち良さそ…
「お姐ちゃんシリーズ」を継承して、クレージーキャッツの「おとなの漫画」「シャボン玉ホリデー」をかき混ぜて出来上がった、昭和の時代風潮を痛烈に風刺した古澤憲吾監督の歴史的喜劇。「社長シリーズ」に比べて…
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