クレージーの 無責任清水港の作品情報・感想・評価

「クレージーの 無責任清水港」に投稿された感想・評価

キー

キーの感想・評価

3.2
1966年の正月映画。
東宝クレイジー映画の、時代劇シリーズとしては第三作目となる映画で、タイトル通り清水次郎長一家の物語に無責任男が紛れ込む内容。

とは言え、今作の主人公である追分の三五郎は、無責任ということは全くなく、どちらかというと『日本一の〇〇男シリーズ』の主人公のような、度胸があって頭がよくて口が達者、というキャラクター。
ただし、『日本一の〇〇男シリーズ』の主人公のように、出世を目指す事は全くなく、義理や人情を嫌い、自由に生きる男になっています。三五郎は、義理や人情を嫌いと言いつつも、女には優しく、友情に厚いところもあり、いい男に描かれています。
なので、自分が求める無責任男のイメージとは、だいぶ差がありましたが、三五郎の活躍が痛快な時代劇として楽しめる映画ではありました。
音楽が良い〜
牢屋の中でみんなで踊るシーンノリノリだもんな
撮り方も中々にかっこいい
hrt2308

hrt2308の感想・評価

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清水次郎長一家に居候する追分の三五郎に植木等が扮する時代劇。
クレージーキャッツのスケジュールの関係で短期間で撮影されたらしい。
製作に入る段階でも小国英雄の脚本は出来ていなかったらしい。
作品の出来もそういった事情を反映したものになっている。
ん?と思ったのが脚本に小国英雄の名前があったこと。
黒澤明の作品における脚本チームのまとめ役を担っていた脚本家です。
本作も『赤ひげ』(1965)の翌年に手掛けています。
Wikiによるとドル箱脚本家として知られた一方で「日本一脚本料の高い脚本家」とも言われているそうです。

本作に関してもう一度Wikiを参照すると、非常に短期間の撮影期間しか与えられず、その日の脚本もその日の朝に届くという情況だったとのこと。
内容を見てみると清水の次郎長一家と鷹岡の勘助一家の抗争の間に割って入った通りすがりの追分の三五郎(植木等)が大活躍するという、なんだか『用心棒』(1961)を連想させますし土屋嘉男の顔も見えますし黒澤っぽい感じもして来ます。
※『用心棒』の脚本は黒澤本人と菊島隆三ですが…

いずれにしても前述の『赤ひげ』に加えて『生きる』『七人の侍』『生きものの記録』『蜘蛛巣城』『隠し砦の三悪人』『悪い奴ほどよく眠る』『椿三十郎』『天国と地獄』『どですかでん』『乱』など数々の巨匠のムービーワークを支えた小国の脱力系脚本でした。
なんとなく愉しい。
植木等さんの疾走感が気持ち良い  
🏃ホラヨ、ホラサ、ホイホイホイ

別段声あげて笑うって事は無いけど…何か楽しそうだから、それでええじゃないか。嫌な気持ちにはならないよ。
乱作されていたクレージー映画
ドル箱だったのだろうが質は低い
一本一本作り込めば面白かったのでしょうが
凋落の影が見えてきています
2、3日したら内容を忘れそう
路線は今までの無責任シリーズと変わらないけど、長三郎(植木等)はより活動的になったり、逆に逃げを打つ場面があってまともな人間っぽい。

敵役がイマイチ魅力に欠けるけど、味方の平田昭彦のチョンマゲが異常にかっこいいのでそこは一見の価値あり。
BSプレミアムにて初観賞。
時代劇クレイジー作品、清水次郎長を題材にした義理と人情のコメディ。懲りずに疾走、長回し、アクションを演者がこなす。チャプターの区切りも歯切れが良くたのしかったっす。
2週間でこしらえたという映画。クレイジーキャッツの全盛で、ほとんど彼ら頼みで突き進めるかたち。それでもかたちになっているのが大したもの。植木等の芸達者には舌を巻く。
菩薩

菩薩の感想・評価

3.4
確かに若干の突貫工事臭はすると言うか植木さん後は頼んます感が強い、何たって植木等の能力がチート過ぎる。とは言え元が清水の次郎長物とだけあってつまらんなんて事はないし、製作陣の方が無責任だったなんてエピソード込みで面白い。植木等の全力疾走、良き音楽、美人揃い。
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