原題にセンスがありますね。「神がそうしろと言った」。不穏で不吉な名タイトルだと思います。
精子をイメージしたと思われる白いもやもやをバックに荘厳なグレゴリオ聖歌が流れるタイトルバックもいいですね。そ…
「悪魔の赤ちゃん」(1973)シリーズなどを手掛けるラリー・コーエンのサイコ・スリラー。「ローズマリーの赤ちゃん」(1968)を嚆矢とする「ご懐妊ホラー」をまたもベースとしつつ、「エクソシスト」(1…
>>続きを読む2023年293本目
邦題が3つもあるw 「神が殺せと云った」は原題 "God Toid Me To" の直訳。だが「神が人に殺人を命じた」などというタイトルは宗教保守派からの反発を受け、"Dem…
大都会ニューヨーク。「神のお告げ」による殺人事件が続発。事件の担当となった刑事ピーターは単身捜査を開始。やがて、彼の前に処女懐妊によりこの世に生を受けたという謎の男の存在が浮かび上がり…というストー…
>>続きを読む冒頭のビックリな展開で掴まれる。
「神の思し召し」「神のお告げ」による行動への疑問を描く。
『悪魔の赤ちゃん』後のラリー・コーエンによる、より研ぎ澄まされた『悪魔の赤ちゃん』
お決まりのラスト…
めちゃくちゃ良かった
アパートの階段で唐突にババアに襲われるトコ良い。やたらハイテンションで駆け寄る。フーパー『悪魔のいけにえ』を想起した。エレベーターでの殺人とか、編集が巧みで、かつ編集で怖がらせ…
ちゃんとノワール風の回想や、前振りでしかない警察捜査の律儀な作り込みにラリー・コーエンの真面目さが見える。『ブラザー・フロム・アナザー・プラネット』へと続くニューヨークキリストエイリアンの系譜、にし…
>>続きを読むのっけから無差別殺人と展開が早い!
十人十色の撃たれ演技を堪能、下手な人も居れば達人も居たw
刑事ピーターのまわりに都合よく類似事件が勃発
しかも犯人は皆「神のお告げ」と残し息絶える
今作は90…