侵入者の作品情報・感想・評価

「侵入者」に投稿された感想・評価

mugcup

mugcupの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます


コーマン先生唯一の社会派映画であり
唯一の赤字映画
コーマン先生は低予算ながら本当に真摯に映画を作られる方なんだなと思う

DVDのインタビューを見ると
自宅を担保に入れ
脅迫電話や手紙が相次ぎ
刺傷事件も起こり
かなり危険を伴う現場だったようだ

「人種統合」というテーマ
法律が変わったからと
いきなり今日から白人の学校に行きなさいと言われても怖いよね
迎える白人も、向かう黒人もどちらも緊迫していた
改革には必ず犠牲が伴う
それでも涙の上を一歩一歩確実に歩んでいると信じている

60年代にこの映画を撮られるコーマン先生の勇気に乾杯だ!
"映画界のお師匠さん"ことロジャー・コーマンが放つ"本物の人種差別映画"😨😨

【ストーリー】
人種差別が根強いアメリカ南部の町にやってきた男 アダム・クレーマー。白人至上主義の彼は巧みな話術で人々を先導するが、黒人差別に火がついた町民たちの歯止めが効かなくなっていく。

【感想】
スティーブン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、ジェームズ・キャメロン、ジョナサン・デミなど…巨匠たちを育て上げたロジャー・コーマン監督作です🎬

人種隔離政策があった時代に、差別が過激なアメリカ南部で撮影した危険度MAXの映画😰
エキストラも現地の人たちなので"ほぼ本物の人種差別"を描いています。

「これは演技だから😌」と安心できない怖さがある💦
主人公 アダムが黒人差別の演説をして市民が賛同するシーン、明らかに演技じゃない人が何人かいる。
「役者自身がレイシストだった」という可能性もあり得るかも…🤔

「黒人と白人が同じ学校に通うってよ」
「怖いけど法律で決まったから仕方ない」
このやり取り自体がいまじゃ考えられない…🙄
そう思ってる人が多数派だという事実が一番怖いわ!

"黒人だけで白人の街を歩くシーン"で心臓バックバク😰😰
人種差別を描いた映画はたくさん観てきたけど、白人の視線・表情があんなに怖く見えたのは初めて…💦

すべての危険を承知で本物を描き切ったロジャー・コーマンに拍手👏👏
やもり

やもりの感想・評価

3.3
ありがちな隣人トラブルもの。得体の知れないサイコパスというのが不気味で良かったのに、何故か途中から奥さん目当てに変わってしまい少し安っぽくなる印象。
のびー

のびーの感想・評価

3.6
スリリングで面白かった。
主人公の妻がお人好し過ぎて、若干萎える
hinano

hinanoの感想・評価

3.8
当時の南部の人種差別、差別者や社会の雰囲気が生々しく伝わってくる。DVDのボーナス映像のロジャー・コーマンとウィリアム・シャトナーの対談がよかった。
小森

小森の感想・評価

-
ちょろすぎ白人共、黒人差別堂々と始めました。
黒人をブランコに乗せて揺らすって言う謎の拷問笑った。
YutaIkawa

YutaIkawaの感想・評価

4.0
ロジャー・コーマン

KKK

ブランコ集団リンチ

ファイヤーキング/ホワイトDハンドル
ギズモX

ギズモXの感想・評価

4.5
リトルロック高校事件が起きた頃のアメリカ南部の町を舞台に、差別主義者が放つ陰謀論や差別扇動によって民衆が暴走していく様を鮮明に描き出した作品。
ロジャーコーマンが本気で挑んだ傑作の一つ。

この映画はアメリカ中南部、リトルロックにほど近いミズーリ州のサイクストンで撮影されており、主要人物を除くエキストラは本物の現地の住民達だ。

劇中での彼ら達は差別主義者の発言に同調してしまい、学校へ通おうとしている黒人の若者に対して酷い差別を行うようになるんだけど、
中には(これ絶対に演技じゃないよな)ってのがちらほらとあったりする。

更には、これが映画の撮影だと分かってた上で差別発言や陰謀論に賛同してた人もいたそうで、
現地を訪れたロジャーコーマンは、
(あの連中は彼みたいな差別なことを言う人間が本当に好きなんだな)
と凄く実感したそう。
そしてそれを直にスクリーンに映すことによって差別主義や陰謀論なんかを痛烈に批判しています。

撮影中にロジャーコーマンや主演のウィリアムシャトナーに対して脅迫状や殺害予告が送られたり、町の保安官が逮捕しようとしていたこともあったそうだ。

話の最後では数々の嘘と差別を振り撒いた男は誰からも信用されなくなり、当然の報いを受けることとなる。
しかし、町の白人達が最後まで罰を受けなかったのは胸糞悪い。
ロジャーコーマンが製作した作品は明るく楽しい映画が多い中で、この映画だけはもの凄く暗いです。

この映画が公開されてからもう半世紀以上経つこととなる。
あの町は変わったんだろうか。

【これがアメリカの現状さ
 誰かが言うべきだ
 "これでは自由の国ではないと"】
 ジーンコーマン
これは凄い。本当に胸糞悪いリンチシーン。ただ道を歩くだけのショットなのに、ゾワゾワが止まらない!!この路線のコーマンのヤバさパネェ!!!
人々の差別心が具現化した様な謎の男が街に来た。全身真っ白なスーツを着て、黒人差別を扇動する。

悪の権化が最後に受けるカウンターパンチ。ラストは少し尻すぼみだったけど、カタルシスはある。

もろサイコの音楽パクってて流石コーマン笑。
>|

あなたにおすすめの記事