リビング・エンドの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『リビング・エンド』に投稿された感想・評価

ogumannn

ogumannnの感想・評価

3.7

New queer cinema の代表的作品。
それまで同性愛者は「他者」として世間から阻害されてた風潮から、同性愛者も皆同じでお互い認め合おうっていう一見ポジティブに見える社会の姿勢の変化を受け…

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BON

BONの感想・評価

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ゲイ・ティーンのリアルライフを描き続けたニュー・クィア・シネマの旗手、グレッグ・アラキにのる、リドリー・スコットの男版『テルマ&ルイーズ』(1991)とでも言うべき若者の激しい青春を描…

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2021 76本目
VHS

刹那的だけどどこか無敵
2人の顔が極端にクローズアップされている画の構図が独特で好き
ゆべし

ゆべしの感想・評価

3.5

まだLGBT映画という名前はなく、90年代初期にインディ映画シーンでQueer Cinemaの旗手として脚光を浴びたグレッグ・アラキ監督作品。

90年代初期LAのキッチュ感あるオルタナ文化がパッケ…

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noa

noaの感想・評価

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デニムがありえない破けかたしてた、変なとこで立ちションしすぎ、一応ロードムービーだからずっと車で走ってるのに性欲もすごいしマジ疲れないんかこいつら?わたしにはちとメンヘラすぎたけど音楽ちょーいいし、…

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バディもの。
雰囲気が良い。
所々演出が雑だが、それもまたいいのか。
二人だけの世界が確立されてた。二人と世とそして愛と。
エイズで死ぬ時代にエイズになっちゃったゲイのインテリ青年が、破滅的なエイズキャリアの青年と出逢って、愛の逃避行をする映画。
破滅と永遠が表裏一体であることを教えてくれる素晴らしい恋愛映画。
naomi

naomiの感想・評価

4.8
この疾走感が、理想の愛の形。マイベストラブストーリーのひとつになりました。
LGBTという言葉などなかった時代の、そうだからこその鮮烈な傑作。要所要所で感じるゴダールっぽさ(主人公の部屋にポスター貼っちゃうぐらいだから好きなんだろうなあ)。そして断然ゴダールより面白い。

HIV陽性の青年と、世間の暗部をさまよいトラブルを抱えた直情的な青年と出逢い、絶望的な愛の逃避行。その生き急ぐ若さの疾走感は鮮烈で、セクシャル!自由を求めても、何処へも行き着けない彼らが哀しい。

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