シャブロル監督の世紀末ムード漂う映画。
フリッツ・ラング監督のドクトル・マブゼオマージュらしい。
「皆さん、笑って1日を迎えよう」
そんな番組があちこちの家のテレビ、運転してる車のラジオを通じて流…
シャブロルにもこんなふうに世紀末感漂うSFがあったなんて。ドイツで撮ってるからなのかなんとなくヒトラーっぽいアラン・ベイツのマブゼ博士。オープニングの連続自殺からカルト教団の収容所みたいな保養所まで…
>>続きを読む知らぬ間に「死の煽動装置」となるCM女優の話で、シャブロルのマブゼ映画。
アバンタイトルが最高にかっこいい。並行モンタージュによる高揚感も勿論あるが、それよりもやはりテーマ曲と共に爆煙から立ち上る…
なんか最近似たような観たことあるなーと思ったらワンダー・ウーマン1984だった。冒頭の連続自殺とか店に突っ込む救急車、違和感ありすぎのモニターがある近未来感のある街並など観てて楽しい。『沈黙の女』も…
>>続きを読む「暗い日曜日」のエピソードを思わせる、メディアを通じた自殺ムーブメントを描く世紀末系大味シャブロル。冒頭の同時多発自殺→ヒンデミットの音楽がクライマックスな感はあり自身も失敗作としているものの、過激…
>>続きを読む今年見た映画の中で一番おもろかった。自殺映画(シャマラン『ハプニング』、黒沢清の『CURE』)であり、へんちくりん80〜90年代初頭SF(ヴェンダース『夢の涯てまでも』、カラックス『汚れた血』)の系…
>>続きを読むシャブロル版マブセ、ジェニファー・ビールスを広告塔に自殺を感染させて自分の生命維持をしているマブセ太郎。こないだみたウルリケ・オッティンガーの「Dorian Gray im Spiegel der …
>>続きを読むラング大好きシャブロル先生が作ったM博士モノ。冒頭の連続自殺にシャ、シャブロル!とアガったが、その後は80年代(ギリ90年だが)感満載のよくあるロマンス・スリラーに収束。ジェニファー・ビールスにアラ…
>>続きを読むフランスのヒッチコックことシャブロルがマブゼリスペクトの元、ドイツで撮影するもマブゼの著作権がcccの為、名義が使用出来なかったらしい。Mはマースフェルトの頭文字。ラスト付近の重要な役どころの人の名…
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