稲妻の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『稲妻』に投稿された感想・評価

フレーム内フレームのオンパレード過ぎる。必ずと言っていいほど、フレームに収まる人物と人物の頭の高さを揃えている。それは並列であろうと奥行きのある構図であろうと必ずそう。その構図を乱すのは高峰秀子。
4.3

異父4兄妹の微妙な愛憎劇。原作は林芙美子で、彼女らしい世知辛い物語。

長女は夫が生活能力が無いことを見下していて世渡りと金儲けの上手いパン屋(小沢栄太郎)と浮気。長男は「南方ボケ」つまり戦争のPT…

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5.0

食べることの交通だけを取り上げてみても豊饒である。娘高峰秀子が母元の「有象無象」と共に蕎麦を食べるシーン、これが爽快で、蕎麦を食べることが「有象無象」の陰気な会話に風穴をあけ、さらに高峰は蕎麦を二階…

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4.0

成瀬監督作品という事で例の如く登場人物皆が保険金や慰謝料などお金の話ばかりしている。そして男たちが皆いろんな意味でだらしない。高峰秀子演じる主人公の結婚への距離の取り方が70年以上の作品とは思えない…

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『おかあさん』『驟雨』『あらくれ』と観て、これで良かった。母と娘、仲違いと映画の魔法、そして女性の自立!

「お隣さん」の現在について考えたくなった
権利が貸し借りされるようになった時代なのね
5.0

名作。
良すぎてずっとニヤニヤしちゃった。
とにかく高峰秀子が可愛い。
少し丸い頬、袖から覗く二の腕、蕎麦と葡萄の食べ方。ずっと見ていたい。
ピアノの使い方も巧妙。
演出ってこういうことなのかと思っ…

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「幸福だなんて、そんなハイカラなもの」
「つらくない仕事があるかしら?」
「男だけだって酒は飲めるんだ」
「やだよ売れ残りなんて」
4.2

成瀬巳喜男監督×高峰秀子主演。

血縁という逃れられないしがらみ、下町のドロドロとした人間模様。それらを遠ざけるように向かった下宿先は閑静な山の手。家族という重力にとらわれていた女は、自立への第一歩…

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TaiRa
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クズ男に囲まれた地獄で絶望していたのに雷ピカピカってしたら丸く収まる、という離れ業。

やっぱり成瀬巳喜男は素晴らしい、としみじみ思う。

今回の主人公は冷笑系タイプの人で、一歩引いた視点から物事を見ている。
結婚した姉や兄を、一歩引いて見ることで、恋や結婚なんて私には関係のないこと、…

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