偽れる盛装の作品情報・感想・評価

『偽れる盛装』に投稿された感想・評価

京都に残る「封建の匂い」は今でも残ってるし、気色悪くて大嫌い。それを「伝統」として正当化する輩もいるので厄介。映画内に登場する偉そうな京都のおじさん連中見てると、自分の父親見てるみたいで吐き気するわ…

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京マチ子が菅井一郎に追われ、京の街を逃げ回り、踏切で追い詰められ、刺されるまでの疾走感が凄い。

いや、誰かこの男止めてよ!
あれだけの人がいながら、誰も抑えようとせず、最後は圧倒的な生命力を見せつけられる。
それにしても、京マチ子は自らの手で活路を見出せす役が似合う。
芸妓の役だが、子供も妻も…

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傑作だった。
戦後の祇園の閉塞感と、京マチ子の力強さ。
強がっているようだけど、どうにも八方塞がりな君蝶が切ない。
京ことばが頭に残る〜、かんにんどすえ。

京都育ちの大島渚がドキュメンタリーで「母を苦しめたこんな陰気な街は燃えてなくなってしまえばいい!」とずいぶん感情を込めて語っていてなにもそこまで言わなくても、と思っていたがこの映画の京都の窮屈さ、大…

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初・京マチ子。
すごいー!好きな女優さんリストにまた一人名前が。
香り立つようなカットの数々が好みだった。
ええ男はんならなんぼでもモーションかけまっせ、なんて言ってみたい。手に入れるべきは君蝶マイ…

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5.0
滅茶苦茶面白い。京マチ子さんは最高だし。脚本は新藤兼人。傑作。

二人は町を見下ろしながら、ほかの街とちがって、京都は爆撃を免れたから旧い価値観が残ってしまったのよ、と言ってのける。京都人はいつの時代もこわい。京マチ子が越えられなかった踏切を、若いカップルはやすや…

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4.0
「聖」と「邪」をそれぞれ妹と姉に割り振る結果として、京都の芸者の世界に染まらずに済んだ妹は最終的に故郷を離れて、東京に旅立つしかないのである。
我路
3.3

大映京都
2024年 4月21日 シネラ

物干し台で洗濯物を干して、階段を降りる時に流れる音楽の低い音域の音は、伊福部らしいものを感じる。

こっちゃは肉体派どすよってな、ええ男はんならナンボでも…

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