このレビューはネタバレを含みます
初々しい中野太賀くんに岸井ゆきのちゃん。
町で見かけるクレイマー等を成敗する意味で“蹴る”こと、そして結局それも“クレイマーと同等の愚かさ”だと気づくあたりは悪くない。
ただこのくだりにもうひと工…
鑑賞後、心が「ざわざわ」…と落ち着かない…(笑)
クレーマー対応に困っていたコンビニ店員(女性)を…(クレーマーを)膝蹴りで助けた男性…
距離が縮まった2人だけど…だんだんと…
という物語…(男性…
好きな人が思い描く自分はきっと本物の自分ではなくて
でも好きな気持ちはとまらなくて
例えそれがかりそめだとしてもこの昂りと安らぎを失いたくなくて
そうじゃないと叫びながら嘘を重ねて
切ない……
木吉の飛び蹴りを見てどう感じるかで自分の今の精神状態が確認できた。
スカッとしつつもどこか切ない感じが作品の空気としてあり、キャストの雰囲気も相まって30分でも世界観に浸れた。
「世界が終わる夜に」…
佐藤快磨監督×太賀くん×岸井ゆきのちゃん。これも前から観たいと思ってたやつ。佐藤監督×太賀くんは「泣く子はいねぇが」ですね。監督は最近他でもお名前を見たような…「舞妓さんちのまかないさん」だった。
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