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13回の新月のある年に

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13回の新月のある年に

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13回の新月のある年にの作品紹介

13回の新月のある年にのあらすじ

7年おきに来る「太陰年」に、新月が13回巡る年が重なると、なす術もなく破滅する者が幾人も現れる―。エルヴィラは男性から女性へと性転換をした。男装して街を彷徨い、男娼を求めるエルヴィラの「性」。愛への憧憬と不安。孤独。パートナーとの別れ、離別した妻子との対話、幼少期を過ごした修道院のシスターが語る出生の秘密、性転換手術を促した男アントン・ザイツとの再会…、エルヴィラの最期の5日間。原案・製作・脚本・監督・撮影・美術・編集をファスビンダー自身が手掛けた。様々なイメージがセンセーショナルに提示される。ファスビンダー、最大の「問題作」。

13回の新月のある年にの監督

13回の新月のある年にの出演者

原題
In einem Jahr mit 13 Monden
製作年
1978年
製作国
西ドイツ
上映時間
124分
ジャンル
ドラマ

『13回の新月のある年に』に投稿された感想・評価

kuu

kuuの感想・評価

3.8
『13回の新月の年』
原題 In einem Jahr mit 13 Monden.
製作年 1978年。上映時間 124分。
ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ライナー・ベルナー・ファスビンダーが、自身の伴侶アルミン・マイヤーの自死をきっかけに手がけた監督作。
原案・製作・監督・脚本・撮影・美術・編集の全てをファスビンダー自らが担当し、性的マイノリティの主人公の最期の数日間をセンセーショナルかつエモーショナルに描き出す。
ファスビンダー監督作の常連俳優であるフォルカー・シュペングラーが主人公を熱演。

男性から女性に性転換したエルビラ。
過去に女性と結婚しており娘もいるが、男装して男娼を買うような曖昧な性を生きていた。
そんなある日、一緒に暮らす男クリストフが家を出て行ってしまう。
絶望したエルビラは仲の良い娼婦ツォラに支えられ、育ての親シスター・グルドンのもとを訪れる。
妻や娘にも会い過去を振り返ろうとするエルビラだったが、昔の自分に戻れないという現実を突きつけられるだけだった。
さらにエルビラは、自分が性転換するきっかけとなった男アントンに会いに行くが。。。

ファスビンダーの映画の多くは、すべてではないにせよ、重く感情的な問題や個人的な絶望に陥った登場人物に焦点を当てている。
今作品もまさにそうで、視覚に拷問的で圧倒的なメロドラマ。
何?これって傾げてしまうとこも多々あったが。
ファスビンダーは、最初のフレームから最後のフレームまで、トーンも内容も完全に惨めな映画を創り上げたって云えるかな。
監督の初期の傑作『自由の代償』Fox and His Friends(フォックスとその友人たち)のタイトルで知られている(1975年)と同様、今作品は、1970年代のフランクフルトの陰湿で抑圧的な同性愛サブカルチャーを残酷な背景として、繊細な人物が愛する人々の手によって個人的に搾取され迫害されることに焦点を合わせてる。
しかし、『自由の代償』とは異なり、伴侶アルミン・マイヤーの死の精神と、今作品の構想時にファスビンダーが苦しんでいたと思われる罪悪感によって、前述の『自由の代償』の宝くじに当たったカーニバル従業員フランツのキャラが、残酷な苦しみに終止符を打つために抱いていた希望や脱出の約束という一般的概念は、ここでは一切排除されて、恥と窮乏に絶えず重点を置くことにすり替えられてる。
ファスビンダーは、冒頭から今作品の冷酷なトーンを確立している。
冒頭のヴィネット(演劇などの短い場面)やと、主人公の気難しいゲイ(バイセクシュアル)のエルヴィラ・ヴァイスハウプトが男装して、早朝に公園を歩き回り、取引を求めている。
そして、その "ジョン "は、同じようにマッチョな友人たちとともに、エルヴィラを殴り、あざけり、彼女は震えながら泣き、廃線になった線路の上に半裸で置き去りにする。
ここから、エルヴィラは足を引きずりながら狭いアパートに帰るが、元カレとの拷問のような激しい口論に突入し、またしても利用され、屈辱を味わうことになる。
映画はこのエピソード方式で進み、数日間にわたってエルヴィラを追いかけ、やがて彼女の本当の性格や個性、そして最初に発見した時のような人物を最終的に生み出すに至った彼女の人生における出来事を知ることになる。
妻と幼い娘を持つハンサムな青年が、太り過ぎでアルコール中毒のボロボロになり、身近な男たちやその周辺にいる社会的弱者から虐待され裏切られるようになった過程を知るとき、これらの出来事は、明らかに甘えや傲慢、盲目の愚かさの結果として、多くの過ちを犯したエルヴィラという人物に残酷で屈辱的であるに違いはない。
ファスビンダーの例に漏れず、今作品の演出は、登場人物と彼女の住む世界の感情を完璧に支えている。
彼女のアパートの狭い空間は、監督の閉所恐怖症的な演出、デザイン、構成によって、より一層牢獄的で圧迫感のあるものとなっている。
ファスビンダーは自ら撮影監督を務め、粒状の16mmフィルムで撮影している。
それがまた、なんちゅうか今作品が伝える荒涼とした無色の感覚に拍車をかけている。
薄暗い部屋、断片的な構図、ぎこちないカメラの動きなど、撮影の醜さは、映画作家の素人っぽさか、オイゲン・ベルトルト・フリードリヒ・ブレヒトを思わせるような方法で、登場人物や感情の背景から観客を遠ざけようとする意図的な試みか、もっと適切に云やぁ、ゴダールがブレヒトと彼の疎外劇を映画的に取り入れたと見ることもできるかな。
続く政治風刺映画テロリズムに関するブラックコメディ『第三世代』(1979年)と同様、再びファスビンダー自身が撮影を担当したこの作品では、型破りな撮影手法が、同様に我々を武装解除し、映画を見るプロセスをできるだけ困難にしようとする、さらなる要素に組み合わされてる。
ファスビンダーは、大きなタイトルとフレーム全体をゆっくりとスクロールするオープニング・テキストでフレームを覆い隠し、さらに不明瞭なイメージと断片的なミセ・シーンを使い続けている。
ファスビンダーはまた、会話の途中やシーンの文脈がすでに確立された後にシーンが始まるような、耳障りなカットを使用し、音や、音楽が不穏にバックグラウンドで流れる中で登場人物が互いに会話するような混乱した方法は、この解体や感情の混乱のアイデアを継続させるもので、エルヴィラとその友人が、実際の屠殺場を幽霊のように歩き回る伝説的なシーンでは、牛が生々しく処理され、モノローグでこの本当に悲劇的な人物の裏話がすべて語られる。
エルヴィラがファスビンダーの延長なんか、アルミン・マイヤーの擬人化なのかは不明やけど、解釈としてはそのような要素があることは確かかな。
また、操る敵役アントン・サイッツの描写には、監督自身のアンソロジー映画『秋のドイツ』(1978年)のセグメントにおけるファスビンダーの描写を想起させるものがあるのではないやろか?
個人的な告白や、グロテスクで忌まわしく、完全に消耗させるような鋭い自己検証という不快な感覚に満ちている一方で、パワフルで情熱的に実現した作品として、注目に値し、影響を与えるものと云える。
難解ながら惹き付けられる作品でした。
netfilms

netfilmsの感想・評価

3.5
 男は真夜中に普通の格好をして通りに立ち、男を漁っている。彼の品定めをする目は真剣そのものであり、運良くマッチングして暗がりに入り、ことに及ぼうとするのだが肝心要のそそり立つようなペニスを失ってしまっている。この一連の行動が彼らの緊密なコミュニティの掟に触れ、男は女であるという身勝手な理由だけでリンチを受けることになる。この男の倒錯した行動の裏には、長年連れ添ったパートナーとの倦怠期による事実上の別れがあり、主人公の寂しさをより鮮明にする。暴力の犠牲になった主人公は失意のどん底の中、何とか部屋に戻るのだが、そこには倦怠期で終わったはずのパートナーの帰還を目撃する。だが安堵したのも束の間、同棲相手だったクリストフ(カール・シャイト)に格好の別れる口実を提供することになるのだった。クリストフは主人公であるエルヴィラ(フォルカー・シュペングラー)の哀願にも、まったく聞く耳を持とうとしない。男が別れ際に捨て台詞のように吐いた「お前は女じゃない」という言葉が主人公を後々まで苦しめることになる。

かつては男性だったが、ペニスを切り落とし女性になった主人公エルヴィラ/エルヴィンは、今は女性でも男性でもないどっちつかずの立場に置かれている。性転換手術により仮初めの女性というポジションを手に入れながら、同棲し、愛し合った男には「お前は女じゃない」と吐き捨てられる始末。かつて男性時代に家族を作り、娘まで設けた核家族としての幸せの余韻も、自らのジェンダーフリーにより、あっけなく崩れ去っている。かつての妻は世間体を気にし、エルヴィラのカミング・アウトに過敏に神経を尖らせている。雑誌に手記を提供したことが原因で、別れた妻との関係も険悪になり、娘の幸せと自らのジェンダーフリーの自己矛盾に苛まれた男の胸中は、想像を絶するような苦しみの只中にいる。車から振り落とされ、別れた妻からは理解もされず、自暴自棄になったエルヴィラに手を差し伸べる1人の娼婦赤毛のツォラ(イングーリト・カーフェン)がいる。 彼女は打ちひしがれるエルヴィラを誘い、彼がかつて勤めていた精肉場の牛の屠殺場所に始まり、子供時代を過ごした修道院に行き、彼の出生の秘密を探ることで、エルヴィラを果敢にも立ち直らせようと試みるが、かえってエルヴィラ/エルヴィンの引き裂かれた感情を悪化させてしまう。

ツォラの尽力を借りることなく、進んで会いに行くアントン・ザイツという男こそ、かつてのエルヴィンにモロッコで性転換手術を受けさせた男に違いないのだが、肝心要のエルヴィラはエルヴィン時代のザイツの風貌や表情など全ての記憶を失っている。かつて愛した男は所詮それだけの存在だったのか?それともあっという間に変貌してしまったのか?エルヴィンだったエルヴィラという女は、必死にエルヴィン時代の恋人との日々を思い出そうとするが、過去の記憶は栄光の瞬間ではなく、残酷なまでに汚点でしかない。エルヴィラの前に唐突に現れるアントン・ザイツに捨てられた男の嫉妬と殺人、たったいま捨てられた男の諦念と首吊りとが、まるで屠殺場で牛の喉仏にザックリと立てられた刃とオーバー・ラップするかのようにエルヴィラの神経を同時に逆撫でする。自らの引き裂かれた性差の中で、アイデンティティの喪失を味わうことになるエルヴィラ/エルヴィンは破滅寸前だが、皮肉にもエルヴィンよりも先に死んでいった夥しい死体が転がる光景を見て、彼は死を思いとどまるしかない。

この倒錯した世界は、異性のパートナーとしてファスビンダーに長年連れ添ってきた最愛の人アルミン・マイヤーの睡眠薬自殺に端を発したものであることは想像に難くない。『自由の代償』では無邪気にアルミン・マイヤーへの愛情を冒頭にクレジットし、その後『キュスタース小母さんの昇天』、『デスペア』、『秋のドイツ』へと連なる監督ファスビンダーと女優アルミン・マイヤーの公私ともに入り混じった深い愛情関係は、後の悲劇に繋がる危険を孕んでいた。78年のファスビンダーのアルミン・マイヤーへの絶縁状により、2人の関係は円満に終わりを見せるかのように思われたが、カンヌ国際映画祭に出かけ留守だったファスビンダーの部屋で悲劇は起こった。最愛のパートナーの自死が、その後すぐに撮られた今作に影響を及ぼしているのは言うまでもない。主人公エルヴィラの自死へと至る5日間の物語は、かつて自らが愛したアルミン・マイヤーのあまりにも唐突で残酷な記憶を思い返す作業に他ならない。エルヴィラの転落はそのまんまアルミン・マイヤーの人生の幕引きであり、彼女に手を差し伸べることが出来なかったファスビンダーの懺悔でもある。
のんchan

のんchanの感想・評価

3.7
2日前はワームムーン🌕月ってとても神秘的...タイトルとスコアの高さに惹かれて...

【7年おきに来る《太陰年》に新月が13回巡る年が重なると、なす術もなく破滅する者が必ず幾人も現れる...】

鬼才ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品初鑑賞❗️
ご自身のパートナー、アルミン・マイヤーの自死をきっかけに手がけた監督作品。自ら製作・原案・脚本・撮影・編集・美術を担当。


性別移行をした主人公エルヴィラ(転換前はエルヴィン)は一緒に暮らしていた男に去られ孤独に苦しみ、修道女に自らの生い立ちを聞き、元妻や娘との暮らしを振り返り、性転換のキッカケになった過去の男に会いに行く…
絶望しながら過ごす最後の5日間を描いている。

「人生は素晴らしい、でも私には居場所がみつからない」という台詞が切ない。


何より衝撃的だったのは、精肉工場で牛の屠殺の現場を荒々しくも淡々と流れるように映し出しているシーン😱目が点というか、私は興味深くて見入ったけど🫣そのシーンは全く字幕を追えず何度か戻して観ました💦
"生と死"の基点として捉えればよいのかな?


音楽は『ベニスに死す』『アマルコルド』のテーマ曲を使用♬

細かな部分に拘りを持って制作しているのは感じたけれど、好みではなかった😔かなり独特な世界観でした。

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