エレニの帰郷の作品情報・感想・評価・動画配信

「エレニの帰郷」に投稿された感想・評価

05/19/2020

主役(Willem Dafoe)の演技が不自然だったり,何十年という時間が経っているにもかかわらず登場人物が相応の歳を取っているように見えなかったりといった微妙な点があるが,アンゲロプロスらしい印象的な場面は健在(ただ他の作品に比べて長回しは抑えられている).特にラストの雪のシーンの美しさは圧倒的.技術的に(?)微妙なシーンがもうちょっと少なければ良かったのにと思う.
Jose

Joseの感想・評価

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老いに花を咲かせる作品。 
テオ・アンゲロプロスのモットー、「石を撮るには石でなければならない」が、ラストに降る雪が雪らしからぬ雪だったような。
今年はヨーロッパに行けなそうなので、せめて映画の中で色んなところに行った気になる。
ベラボウに長いカットは別にないし、「どうやって撮ったこれ」的な映像の連続だった前作に比べて、地味だった。

しかしそれでもやはり、目に焼き付くショットの多いことよ (ブルーノ・ガンツの最期、しかと見届けた…!)

死体をスレスレでバイクが通り過ぎるシーンは、ちょっとヒヤヒヤした。この後、実際アンゲロプロス監督は、バイクに轢かれて亡くなってしまった。これが本当の終わりになってしまった。
離れていても一人の男を一途に愛し続ける女と彼女を愛し続ける男。決して自分の元へはやってこない女を見守り続ける男の生きざまは男が明るく振る舞えば振る舞うほど凄まじく切ない。
情感溢れる映像が美しく圧倒的な迫力で胸に迫る巨匠テオ・アンゲロプロス渾身の愛の叙情詩!
レナ

レナの感想・評価

3.7
良かった、好きだったのだけど、「エレニの旅」が素晴らしすぎてどうしても見劣りしてしまう。あと話の流れがよく分からなくてあとで解説読みました。

「エレニの旅」の続編かと思いきやどうやら違う「エレニ」のようだし(スピロスなのはあり得ない)、彼女の孫もエレニという名前なので概念的な「エレニ」が受け継がれていくというアイデアは幻想的。しかし、色んな点でアンゲロプロスらしさが薄れてしまっており、なんだか他の監督が作った「エレニの旅」の2次創作みたいに感じられてしまった。
イレーヌ・ジャコブ繋がりで視聴。
一人の女性の激動の人生を振り返る映画。

ここまで一人の異性を想い続けるとは。
中盤現在のヤコブの空気の読めなさに苛苛させられましたが、終盤の悲しそうな眼差し、危篤のエレニへの独白と、彼の孤独が伝わって来ました。
『もたらす風、連れ去る風』。
雪の中走るエレニ。
きっと帰ったのでしょう、シベリアへ。

物悲しくも、何処か温かな感覚の残る佳作でした。
Seba

Sebaの感想・評価

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静かだが、たしかにカメラも動いていて、カメラに呼吸を感じるよ、アンゲロプロス。
雪の中エレニが走るロングショット、震える
yoshimi

yoshimiの感想・評価

3.5
これが遺作なのは悲しい、らしくない作品
ブルーノガンツの飛び込みシーンの水没音で笑ってしまった
torakage

torakageの感想・評価

2.5
1950年代あたり、複雑なヨーロッパ事情の中で生まれた微妙な三角関係と現在、その家族とか。

ワシには合わんかった。画面は暗いわ話が見えないわ息子が老けてるわ年寄り連中がボケてんだかどうだかよくわかんないわ…。
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