エレニの帰郷の作品情報・感想・評価・動画配信

『エレニの帰郷』に投稿された感想・評価

不在

不在の感想・評価

4.0

人は常に還る場所を探し求めている。
そして死だけがその答えなのかもしれない。
永遠なる死、死なる永遠こそが我々の還るべき場所なのだろうか。
かつて詩人は、永遠と一日に違いはないと詠った。
詩によって…

>>続きを読む
Omizu

Omizuの感想・評価

4.0

【2004年キネマ旬報外国映画ベストテン 第4位】
交通事故で亡くなったテオ・アンゲロプロスの遺作となった作品。テッサロニキ映画祭でプレミアされ、ベルリン映画祭でも特別招待作品として上映された。これ…

>>続きを読む
うーーーーん分かんない
ストーリーも説明できないし登場人物の心情も理解できなかったし
後になって観返そうかなって思うこともないと思う それくらい分かんなかった
tulpen

tulpenの感想・評価

4.0
映画の始まりにスクリーンに映し出された手をあげたテオの映像。
心の中で合掌。
スクリーンでお別れができてよかった。。


静岡シネギャラリーにて。
2014.5/20 (17) 通算1350
RIO

RIOの感想・評価

4.0

終わるものはない
帰(還)るのだ
長い時の流れで見えなくなっても
不意に夢のように戻ってくる
時を塵と呼ぶならば星の生成のように美しい言葉です

雪に燃える炎が揺らめいている

国とも愛する人とも引…

>>続きを読む
ROSA

ROSAの感想・評価

-

アンゲロプロス監督の作品を観るといつも思う
国境というものが 私に理解できるのだろうかと

1953年スターリンの死から始まり ベルリンの壁崩壊を経て 2000年の幕開けまでの物語
激動の欧州 長…

>>続きを読む


エレニを軸に、20世紀の激動の歴史に翻弄された男女3人の半世紀にわたる愛の軌跡を描く。

ギリシャにルーツを持つアメリカの映画監督が、母エレニと彼女を思い続けた男ヤコブ、そしてエレニが愛したスピロ…

>>続きを読む
スニフ

スニフの感想・評価

3.8

テオ・アンゲロプロスの遺作
冷戦の1953年から半世紀にも及ぶ歴史に翻弄された男女3人の愛の行方を描く
今は亡きブルーノ・ガンツとミシェル・ピコリに美しきイレーヌ・ジャコブ
とにかくこの3人が素晴ら…

>>続きを読む
面白いとか面白くないとか以前に中盤まで観てもなんだかよく分からなかったので断念した。
いつか機会があったら…調べてから観た方がいいかな…。観るか分からんけど。
2MO

2MOの感想・評価

4.1

我が心のミューズ、イレーヌ・ジャコブを見つめる先に突として、白い雪景色に広がる映像詩、壮麗な時間の流れに身を委ねる安らぎの感覚が甦る。『トリコロール/赤の愛』にそんな映画を見る根源的な喜びを知って以…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事