病院で出会った高校時代の友人に導かれるようにして高校生の頃に時間が戻るお話
ジャンプカットの多用と時間の反復が最高。反復を繰り返しながらも至る所にズレがあり、ただの繰り返しに陥っていないのが面白い…
三宅唱の長編第二作で劇場映画デビュー作。村上淳のラブコールで実現したという。白黒ビスタ。
大胆に時間が反復される。過去が繰り返されて、ズレが生まれ、最初は意味不明だった事態の真相に迫っていく、しかし…
重病で先のない俳優の男は、かつての友人との出会いをきっかけに"過去"を《再生=Playback》し始める。
現状に不満足で何より先のない彼が、郷愁のままに過去を回想する作品は数あれど、皆が大人の姿…
夜明けのすべてで三宅唱のヤバさに気づいた鈍感野郎なので、学生当時から観ている数多くの友達みんなすげえ(誘ってくれい)
うわ!良い終わり方だ〜!って4回くらい思って終わらず、全然よく分かんないところ…
ショットの衝突が回避される開巻は、スケートボードの走行音によってかろうじて連続性を保とうとする。こうして不確かに連鎖するイメージは、「誰かの話」として同定されることを拒む記憶の曖昧さと、それでも不気…
>>続きを読む三宅唱監督の出世作。
巻き戻しと欠落。
中年のクライシスを見事に体現したかのよう。
モノクロなので、やるせ無さがより倍増している。
序盤の夜と光の加減、Y字路のカーブミラー、スケボーなど、水戸に行っ…
運良くフィルム上映に駆けつけることに成功。キネマ旬報シアターと柏に感謝。
自分が1年前まで住んでいた水戸の16号やらパチンコ屋の風船やら千波湖周辺が三宅唱の視点かつモノクロフィルムで映されていて、…
このレビューはネタバレを含みます
監督特集にて鑑賞。すごく刺さって好みだった。白黒の映像が物語にとてもうまく作用していて、ずっと白昼夢のような不思議な作品だった。
過去と現在、リアルと夢が混じり合っていき、物語の筋を追うというより…