SELF AND OTHERSの作品情報・感想・評価

SELF AND OTHERS2000年製作の映画)

Self and Others

上映日:2001年04月28日

製作国:

上映時間:53分

あらすじ

監督

出演者

西島秀俊

『SELF AND OTHERS』に投稿された感想・評価

 牛腸茂雄なんてまったく知らなかったが、この作品で興味を持った。エドワード・サイードの時もだが、佐藤真はもう故人となった個人を映画を用いてあたかもこの瞬間に存在させているように見せる。

 これは素…

>>続きを読む

正直なところあまり迫ってくるものがなく、退屈してしまった。ただ、病弱な芸術家の儚い生と永らえる作品という図式が強化されただけのようにも思ってしまう。

技巧も凝らされていて、興味深かったが、ひとえに…

>>続きを読む

西島さんの話すセリフのような、朗読のような文章が、心の奥にしみわたる。

しかし一方でどこか遠い場所へ、確かではないがどこかの誰かへ向けられた言葉たちは、行き場なく、所在なく、煙のように少しずつ消え…

>>続きを読む

この映画において、写真家・牛腸茂雄とその家族や関係者がどのような顔だったか、本人達を写した写真を明示しない。ましてや、インタビュアーとしての佐藤真も出てこない。この非明示関係は、写真集の被写体となっ…

>>続きを読む

一枚一枚の写真に写る人たちが時代性を超越していた。
そのままの姿形のまま、進まず閉じ込められている感覚すらした。
物心ついたときから、大きな試練に直面した牛腸さんは、この無敵の永遠に魅了されたのか。…

>>続きを読む

"見慣れた街の中でふと交錯する視線"
"自己と他者、その日々のまなざしが不思議な魅力となって世界を横切る......"

DVDケースの裏側に綴られていたこの言葉、読んで考えているだけで目頭が熱くな…

>>続きを読む

かなり昔に見て、DVDも写真集も持っている思い出深い作品。

久々に映画館で鑑賞。西島秀俊の声は若く、ナレーションにもまだ慣れていない感じ。たしかドラマ売りが嫌で、事務所に干されてたときにやった仕事…

>>続きを読む
kanekone

kanekoneの感想・評価

3.9
否応なく写真と向き合う事になるのが面白い。牛腸さんが暮らした町の映像などもあるが、すでに御本人は亡くなっているというのが全編に寂しさを感じる。

これみてフィルムカメラ買った 白黒のフィルム入れた 人の写真が撮りたいなーと思った 昨日現像してくださいっていってカメラ屋さん行ったけど おれ何もわかんないし調べず行って、多分まだ撮り終えてないって…

>>続きを読む

佐藤真特集@横浜シネマリン

自分にとって忘れがたいドキュメンタリー、映画に疲れて映画界なんてマジでどうでもいいと思っていた時に理屈でなく身体に染み入ってきた心地いい風のような映画、牛腸茂雄が姉に送…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事