10月の奇跡の作品情報・感想・評価・動画配信

「10月の奇跡」に投稿された感想・評価

ten

tenの感想・評価

2.7
主人公がドライなだけあって淡々とした映画。でも周りも人たちもそんなベタベタしてない気がする。
ソフィアは面倒見いい人なんだろうなーとは思うんだけど、信仰が背景にあるからクレメンテとはそりゃそんな相性よくないよね。憂さ晴らし方法が怖すぎた。
おじいさん&おばあさんコンビが割と好き。おじいさんのやり方は日本じゃ通用しないし、いいことかって訊かれても困るけど、悪いことかって訊かれても断言できない感じがする。
ペルーの文化って全然知らないから、日本的感覚はほぼない国なのかな、と興味深かった。
riekon

riekonの感想・評価

2.0
性格がきつい金貸しの主人公の家に
赤ちゃんが置き去りに👶
赤ちゃんがきて
面倒を頼んだ女性が来て
爺さんも来てと家の中が賑やかに
なってもなかなか彼変わらないねー😅
面倒見てる彼女が奥さん気取りだったり
居座る為に頑張ってちょっと恐い😰
ラストはあれでいいの❓
優しい映画かと思ってたから
私にはイマイチだったなー
赤ちゃんは可愛いかった😍
theocats

theocatsの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

誰も笑わず表情変化に乏しいため、登場人物の心理と状況把握が結構難しい作品。

あらすじではハッピーな結末が予想される〝奇蹟物”的説明だったが、それは情緒的感動を匂わせ視聴意欲を掻き立てようとする邦人映画宣伝担当がやりがちなまやかしと思われる。

個人的印象では極めてドライ。その中でカソリック信仰の女の女性性と母性が温かみをかろうじて感じさせる程度。

主役の金貸しの状況が極めて興味深く、全く個人経営のようで金銭管理も手持ち金庫を壊れたオーブンにしまうという杜撰さ。
ペルーではありがちな形態か分からないが、泥棒や強盗に入られたら一巻のお終いだろうに、ビジネスがそれで成り立っていることに少し驚く。

ストーリーの概要は、娼館通いで性欲を発散させる味気ない生活を送っている独身の金貸しの部屋になぜか赤ん坊が置き去りにされ、警察に行っても施設に回されるだけだし、母親と思わしき娼婦探しも仲間の娼婦が嘘をついて居場所を突き止められず、仕方なしに子守として雇った女が面倒を見てくれるのはいいとしても、母性と共に金貸しに対して女性性が目覚めてしまい「自分のパンツを洗った水を飲ませ催淫を生じさせるまじない」など色仕掛けをするも金貸しは拒絶。クロスワードのくじ当選で金を得た女は金貸しを見限り赤ん坊と一緒に彼のもとを去ってしまう。
ところが金貸しは知らず知らず子守女に愛情を抱いていたことに遅まきながら気付き、彼女にプレゼントを買って部屋に帰ると女と赤ん坊は去った後。
男は失った二人を探しに街に出る・・・・END

つまりメインは一種のラブストーリーなわけだけど、そこにクロスワードくじ売りの爺さんと寝たきり祖母さんのエピソード、質流れ買い取り業者に掴まされた高額偽札の処理を巡る姑息なエピソードなどを交え、かなり複層的でジワリ味わいが出てくるそこそこ良い作品だったように感じられた。

後、面白く感じたのがペルーの娼婦は太り気味のおばちゃんがスタンダードみたいということ。という見方も一面すぎるかもしれないけれど。
es

esの感想・評価

3.6
誕生日パーティーの画が琴線に触れた。イランの田舎町の夜道をぼんやりと照らす家の灯りのような、寂しさと切なさとなんとも言えない温かさを感じるシーン。

ペルーの10月のお祭り、エル・セニョール・デ・ロス・ミラグロスの聖行列。子守の女性が作っているのは10月(紫の月)には欠かせないお菓子「トゥロン」。
この祭独特の空気が何とも言えず良い。紫の衣装を着た男性信者達と白いベールを纏った女性信者達のコントラストが美しかった。

ペルーは1980年に経済破綻に陥った。あの老人は年齢からして大きな打撃を受けた世代だと思う。だから信用ならない銀行には預けずに知り合いの金貸しに預ける。

主人公が習慣にしているパンにゆで卵を挟んだ朝食。冒頭とラスト間近では同じものを食べているはずなのに味気なく感じる、という感情が無表情なのに画面から伝わってきた。
奇跡のキリストの行列の時期。クロスワードは当たったし奇跡は起こる。老夫婦は幸せな時間を共に過ごせるし、主人公は子守の女性と赤子に再会できると思う。
torakage

torakageの感想・評価

3.0
ある日、金貸しのクレメンテの所に赤ん坊が置き去りにされる。母親を探す間隣人のソフィアに世話を頼むが…。

女性の好みの基準がわからん。なんだかんだで悪いやつではなさそう。隣人が物欲しそうすぎる。
言葉は少なく。
難解かもしれない。

毎日をただ生きる。
その中に投げ込まれた奇跡だろうか。

ペルーの空気感を味わう。
小難しい金貸と赤ん坊の話。ペルーの映画なんて初めてかもしれない。味わい深い作品。

小難しい金貸しの男は、ぽっちゃりした娼婦が好き。

それにしても評価が低いのね。
ペルー映画って珍しい。赤ん坊を拾ってしまったヤモメ男の話と言えば、よくある童話的、シンボリックなテイストを予想するところだ。しかしありがちな展開にもならず、目に見えて驚くクライマックスは訪れない。あるのはペルーの空気感だ。無言なヤモメ男の部屋の壁の漆喰に、そして空虚な部屋に横たわる娼婦の身体に、彼の孤独をひしと感じる。
ペルーという国の空気が何と無く分かるような映画。無愛想で、とにかく感情的に他人と向き合うということを一切捨てて生きている、金貸しの男が、突然孤児の世話をすることになってしまい、心に変化が訪れる。あるある的なストーリーではありますが、いろんな場面で敢えて媚びない展開で、それがスルッと入ってきて心地よかったです。ちょっと言葉少ない映画だけどそれもペルー的な。(知らんけどw)

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