酔っ払いに美しい死を。そのままだった。
人生は、自分の力の及ばないきっかけと自分の欲望で有為転変していくものだし、自分の欲に忠実に従う浮浪者アンドレアスの人生も一言にホーレスで片付けられるがそれはそ…
ずっと夢みたいでうれしかったな。目的を果たさないとという気持ちはあるのに果たせない(でもやっぱりだめでもいいとも心の片隅で思ってる)感じとか、食い逃げまでは成功しない感じとか、過去の罪や切なさだけは…
>>続きを読む1988年 イタリア🇮🇹 フランス🇫🇷
パリのセーヌ川にかかる橋の下で暮らすホームレス
ある日謎の紳士から200フランをもらいます
紳士は「返せるようになったら、聖テレーズ像のある教会の神父に返し…
"ケリー・ライカートと響きあう映画たち"特集。関連作としてライカート監督が参考にしたという作品。
"木靴の樹"のエルマンノ・オルミ作品。これは望外の収穫だ。
オルミ監督にこんな作品があったのは知らな…
見つめ合う男女のクローズアップカットバックで心を掴まれた、それで、もう後半がだれようともこの映画は好きな映画です、と。
前半、幸せな時間が流れ続けてこちらも酔いしれていると、
突然トンネルを通る…
"神よ すべての酔っぱらいに美しい死を与えたまえ"
コンディション不良で前半うとうとしてしまった。見てる最中はずっとしっくりこなかったが後から思い出すとけっこう良かった気がしてくる。あとジョン・フ…
原作は未読。原作も読んでみようと思う。
謎の紳士から金を借りたホームレス(酔っぱらい)が、教会のテレーズに借金を返そうとする話。要約すると意味がわからないが、主人公の律儀さに感心し、毎日曜日に訪れる…
ストラヴィンスキーの勝ち。都合よく物事が運ぶ。ダンス場でひと組しか踊っていないのはエルマンノ・オルミ。静かな画面で説得力。ダンス場はタル・ベーラ『アウトサイダー』やベルトリッチ『暗殺の森』などと比較…
>>続きを読むヨーゼフ・ロートの原作をオルミが監督した、ファンタスティックで宗教的な、オルミならではの世界観の作品。カネを返そうとするのだが、返せないという、不条理で、どことなく哲学的で人間の生き方を追求している…
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